内容説明
宮崎駿監督自身による絵コンテを完全収録!これが映画の設計図だ。
目次
絵コンテの見方
用語解説
Aパート(カット1~217)
Bパート(カット218~499)
Cパート(カット500~777)
Dパート(カット778~1022)
Eパート(カット1023~1384)
資料編(絵コンテと本編の違い;STAFF&CAST;DATA;アニメーション画面処理について)
著者等紹介
宮崎駿[ミヤザキハヤオ]
1941年、東京生まれ。アニメーション映画監督。’63年に学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画へ入社。劇場用映画「太陽の王子ホルスの大冒険」(’68)の場面設計、原画などを手がけた後、Aプロに移籍し劇場用中編映画「パンダコパンダ」シリーズ(’72、’73)の原案、脚本、場面設定、原画などを担当。その後、日本アニメーションなどのアニメーション制作会社を経て、現在スタジオジブリ所長。主な作品としてTV「未来少年コナン」(’78)、劇場用長編映画としては「ハウルの動く城」(’04)をはじめ「風の谷のナウシカ」(’84)、「天空の城ラピュタ」(’86)、「となりのトトロ」(’88)、「魔女の宅急便」(’89)、「紅の豚」(’92)、「もののけ姫」(’97)、「千と千尋の神隠し」(’01)などを監督
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まいん
9
まず思ったこと。「ウマシカテ」って「うまし糧」って変換するんだ!!なんかの呪文かと思っていました。映画だけではわからないことがたくさん書いてあって面白かったです。所々にハウルをいい男に見せるようにって書いてあったのが笑える(*^ω^*)2019/05/17
tokkun1002
6
2004年。ハウルの動く城。映画は観てない。お婆さんが主役の作品って他にあるかな。相変わらず絵が上手いね。2013/12/13
冥王星
1
映像を見た時に読み取れなかった細部の情報が分かって面白かった。 また宮崎駿の数々のメモから少し宮崎駿の精神性に触れたような心地がした。2020/08/29
miya
0
絵コンテをこのような形で公表?するなんて凄いなとまず思った。各シーンの説明・カメラワーク・セリフ・秒数というように描かれていてとにかく興奮する一冊だった。改めて宮崎駿の凄さを肌感覚で感じた! それから、書評みたいな別冊が付いているのだけど、佐藤忠男さん(映画評論 日本映画学校校長)の5ページに渡る『「ハウルの動く城」の魔法とはなにか』という文章がこの映画と宮崎駿の世界観と戦争のことを上手く表現していて、佐藤さんの表現力に感動した。2015/09/18
Lily603
0
これ、全部宮崎駿さんの頭でイメージされてるんだったらすごすぎる・・・・・。2012/04/08