文春新書<br> がん治療で殺されない七つの秘訣

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文春新書
がん治療で殺されない七つの秘訣

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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609130
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「摘出が最も確実」「放置すると転移する」「早期発見・早期治療が鉄則」という誤りを正し、個別の症例に応じた助言を提供する。

内容説明

無理矢理がんを見つけて手術や抗がん剤治療を行い、患者の寿命を縮めている日本のがん治療。「早期発見・早期治療が鉄則」はすべて誤り。「無治療が最高の延命策」「検査を受けないのが最良の健康法」などの目からウロコの秘訣を伝授する。Q&Aによるがん相談室。

目次

第1章 中村勘三郎さんのがん治療への疑問(全摘術は妥当だったのか;肺炎はなぜ起こったのか;放射線のほうがベター;ARDSの原因は誤嚥)
第2章 まずはがんを理解すべし(がんは放っておいても痛まない;がんを手術したらどうなる?;抗がん剤治療を受けたらどうなる?ニセモノのがん「がんもどき」)
第3章 がんをどうすべきか?(検診;放置療法;放射線治療;手術;抗がん剤;代替療法;終末期医療)
第4章 「先進医療」はカネの無駄(粒子線療法のまやかし;免疫療法は詐欺商法)
第5章 がん治療で殺されない七つの秘訣(手術医と抗がん剤治療医を信じてはいけない;「余命三ヶ月」はありえない;治療法には必ず選択肢がある;無治療が最高の延命策;セカンドオピニオンは違う病院の別の診療科を訪ねる;検査を受けないのが最良の健康法;がんとの共生をモットーにしよう)

著者等紹介

近藤誠[コンドウマコト]
1948年生まれ。73年、慶應義塾大学医学部卒業。同年、同大学医学部放射線科入局。79~80年、米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。患者本位の治療を実現するために、医療の情報公開を積極的にすすめる。2012年第60回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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