文春新書
ロボットが日本を救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608188
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C0253

出版社内容情報

「ガラパゴス化」と揶揄される日本のモノづくりだが、起死回生の力を秘めているのがロボット産業である。その最前線を追う。

内容説明

日本のロボット技術は介護、医療、災害対策など多くの分野で欧米の先進国を凌駕している。海外の規格争いに敗れ「ガラパゴス化」した携帯電話と同じ轍を踏まないためにはどうすればいいのか。

目次

序章 ロボットが原発事故現場に
第1章 鉄腕アトムをつくれ
第2章 ロボット開発最前線
第3章 日米ソフト対決
第4章 「国際標準」争奪戦
第5章 ロボットは「人間」か「敵」か
終章 大衆化技術で日本は勝てる

著者等紹介

岸宣仁[キシノブヒト]
1949(昭和24)年、埼玉県生まれ。73年東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務し、大蔵省、通産省、農水省、経企庁、日銀、証券、経団連機械、重工クラブなどを担当した。91年読売新聞社を退社、経済ジャーナリストとして知的財産権、技術開発、雇用問題などをテーマにしている。日本大学大学院知的財産研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lilysX

3
2017年に読むには何もかもが古すぎる2017/04/09

y-k-057

1
意外なロボットの例も出てきていた。作者の主張通り日本のロボットの「大衆化」に期待。2013/06/19

tomozo

1
ロボットに関してここ数年関心を抱いているので本書を手に取ったが、第一章から『日本人のDNA』という非科学的な言葉が出てきて萎えた。また、多くの研究者開発者にインタビューをしているものの、あくまで国内に限定されており、視座が悪い意味で固定されている。また欧米と日本のロボット開発に対するステレオタイプな見方から脱却できていない。 『鉄腕アトム』に関しても、実際にはロボットと人間の間には強い緊張関係がある作品にも関わらず児童向けアニメしか見たことがないかのような浅い解釈。 結論から言えば、きっとロボットは日本を2011/10/14

かみけん

0
からくり人形から始まり、ロボット運用上の安全基準の世界標準にまで及ぶ。幅ひろい領域を独自の切り口でとらえた。というべきか。もう少しわかりやすく掘り下げてもらいたかった。2014/12/23

full

0
本屋でたまたま開いたらQuinceが紹介されてたので興味を惹かれて購入。ロボット開発最前線の基本情報を知るにはわかりやすくていい本だった2013/03/06

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