図書館巡礼―「限りなき知の館」への招待

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図書館巡礼―「限りなき知の館」への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098498
  • NDC分類 010.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

知の集積所としての図書館は、生と死、渇望と喪失といったあらゆる人間ドラマの舞台でもある。アレクサンドリア図書館からボドリアン図書館まで、古今の偉大な図書館の魅力を語り、文献の保守・保存・獲得に心血を注いだ「愛書家」たちのエピソードを活写する。

内容説明

図書館とはただ本を集めた場所ではない。図書館は知の集積所であり、贅を凝らした建築物であり、生と死、渇望と喪失といったあらゆる人間ドラマの舞台でもある。古代エジプトのアレクサンドリア図書館から中世以来のザンクト・ガレン修道院図書館、そして現代のフォルジャー・シェイクスピア図書館、ボドリアン図書館まで、古今の偉大な図書館の魅力を語り、文献の保守・保存・獲得に心血を注いだ「愛書家」たちのエピソードを活写する。著名な図書館のカラー写真も多数収録。

目次

本のない図書館―口誦伝承とソングライン
アレクサンドリア最後の日々―古代の書物とその保管
完璧を追求して―コデックスの台頭
「忌まわしい者たちの掃き溜め」―ルネサンスの再発見
誰もが自由に―大量の書物があふれかえる印刷時代
「蛮族さえしなかったこと」―ヴァチカン図書館
図書館に秘められたものの歴史―図書館設計の妙技と秘宝
本の管理者―史上最高の司書と最悪の司書
放蕩の真髄―ヒーバー、バイロン、バリー
火神ウルカヌスへの憤怒―火事と戦争で破壊された図書館
伯爵―書物の略奪者と本泥棒
「図書館の内装はささやくように」―ピアポント・モルガン図書館
栄光のために―フォルジャー・シェイクスピア図書館
修道士殺し―架空の図書館
ラブレター―未来の図書館

著者等紹介

ケルズ,スチュアート[ケルズ,スチュアート] [Kells,Stuart]
作家/古書売買史家。ペンギンブックスとその創設者について書いた著書、Penguin and the Lane Brothersで2015年アシャースト・ビジネス著作賞を受賞

小松佳代子[コマツカヨコ]
翻訳家。早稲田大学法学部卒。都市銀行勤務を経て、翻訳家の柴田裕之氏に師事し、ビジネス・出版翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Willie the Wildcat

82
本、及び本に纏わるヒト・モノの歴史と考察。創造と破壊を齎すのはヒトであり、時に自然界からのしっぺ返しで目が覚めるのもヒト。功罪、突き詰めるとどちらも「欲」が心底という感。興味深いのが、図書館の設計の件。優雅さと遊び心。特に、学生時代に数回利用したことがあるKC公共図書館中央館の”外壁”が懐かしい。本に挟まっているモノも身近な話だが、時勢に関係なく”バナナの皮”は流石にNGだろう。デジタル化の波に負けず、紙文化は永遠也!なお、敢えて1点挙げるとすると、欧米以外の深堀りも欲しかった。2019/10/22

佐島楓

63
書物を愛した人々の記録。図書一冊を守るにも、略奪や盗難、虫害、日光、無自覚及び自覚的な散逸と闘わなければならない。主に西洋の図書館の歴史だが、著名な作家のエピソードも挟まる構成が面白い。これを機に図書館史について知識を深めたいと思った。 2019/05/20

Panzer Leader

61
古今東西の本や図書館にまつわるあらゆるエピソード。愛書家や収集家の話を読むと自分は全く彼らの足元にも及ばないことを実感したり、ザンクト・ガレン修道院図書館やフォルジャー・シェイクスピア図書館などにはいつか訪れてみたいなとの思いと共に読み終えた。本好き・図書館好きの人には堪らない作品。2020/09/07

テツ

26
古今東西ありとあらゆる図書館の記録と歴史。人は文字を生み出し文字を記すことで自らの体験や想いを時間や場所を飛び越えて保存できるようになった。今の時代ならただ記録を残すためならばもっと適した方法があるのだろうけれど、重く嵩張る書物という存在には不便さをものともしない魅力がある。壁一面に収納された書物には心を躍らせる魅力がある。アレキサンドリアの大図書館のような崇高且つ偉大な場所ではなくてもいつか近所の人たちに本を貸し出せるような小さな自分用のプライベートな図書館をこさえられたらいいなあと妄想してしまいます。2020/05/31

16
☆☆☆☆ 古今の愛書家や書物収集家、書籍商、司書が大勢出てきた。個人によって何万冊と集められ、時に秘蔵された写本や稀覯書は、競売に出されたり図書館に寄付されたり所蔵者の名を冠した図書館に収められたりして再び目に触れるようになった。アドモント図書館、ザンクト・ガレン修道院図書館、シェイクスピア関連のフォルジャー図書館は実際にこの目で見てみたいなぁ。ページ数は多くないが読みごたえのある本。一行あたりの情報量が多く、話のテンポも早いので、消化に時間を要した。(コメントへ続く)2019/05/18

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