内容説明
次々と見つかる新たな惑星。第二の地球は存在するか。
目次
第1章 惑星探しの最前線(推論から科学の時代へ;ハッブル・ディープフィールド ほか)
第2章 惑星を直接観測する(惑星の個性を調べる時代へ;直接法による観測が可能になってきた ほか)
第3章 生命体がすめる惑星の条件(想像を超えた灼熱巨大惑星;極端な楕円軌道をもつ異形の惑星 ほか)
第4章 地球外生命の発見へ向けて(地球型惑星のスペクトルを見る;系外惑星と太陽系の惑星を比較する ほか)
著者等紹介
田村元秀[タムラモトヒデ]
1959年生まれ。国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室長。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専門は赤外線天文学、系外惑星探査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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m1104m
4
オーディオブックで読了。 系外惑星の発見から次のステップに移ってきている。 あまり宇宙には詳しくないが、惑星探索など聞いててワクワクしてきた。2015/03/23
takejin
1
ちょっと前の研究のまとめというところ。最新の、アルファケンタウリの惑星観測の前、木星型ではない惑星も観測できるよというところまで。すばる望遠鏡がんばれ、って感じです。2017/01/27
punyupunyu
0
生体観測技術の進歩に沿って、人類が知るようになった宇宙の姿、天体の姿。系外惑星の中には地球と同じような大きさの天体で、しかも恒星から適当な距離で熱環境も近い惑星もある。現在の天体観測のトレンドは系外惑星のキャラクタリゼーションにあり、構成する物質の特定、大気のありなしなどに及ぶ。科学技術・観測技術の進歩、と飽くなき探求心で、地球外生命体の存在に迫りつつあるのか・・・ それこそ星の数ほどある天体の中には星の数ほど地球と類似の天体もあるだろう。地球外生命体が人間と同じ時代に共存しうるかどうかは、それぞれがそれ2011/03/30
Look
0
分かりやすく、よくまとまっていると思う。が、薄い。まぁ、安いししゃあないか。この本に限らずなんだけど、地球外生命体(宇宙人)探しをうたっておきながら、中身はほとんど系外惑星探しってどうなのよって思う。そのほうが売れるタイトルなんだろうとは思うんだけどさ……。2011/09/16
suzuki s
0
オーディオ。 太陽系外惑星に関しての話2019/09/13