内容説明
クリックひとつで戦闘準備完了。ハイテクは、戦争のスタイルを根本から変えた。今後、技術開発はどこへ向かい、人類にどんな影響をもたらすのか。軍、産業、政治、それぞれの思惑が複雑にからみ合う現状と、新しい戦争がつくり出す難問の数々を、安全保障問題の専門家が初めて明らかにする。
目次
序文 なぜロボットと戦争の本なのか
第1部 私たちが生み出している変化(はじめに―ロボット戦争の光景;ロボット略史―スマート爆弾とノーマ・ジーンと排泄するアヒル;ロボット入門;無限を超えて―指数関数的急増傾向の力 ほか)
第2部 変化がもたらすもの(軍事における革命(RMA)―ネットワーク中心の戦争
「進歩的」戦争―ロボットでどう戦うのか
アメリカが無人革命に敗れる?
オープンソースの戦争―大学生、テロリスト、戦争ロボットの新たなユーザー ほか)
著者等紹介
シンガー,P.W.[シンガー,P.W.][Singer,Peter Warren]
史上最年少で米ブルッキングズ研究所の上級研究員となり、現在にいたる。米国防総省および国務省、中央情報局(CIA)、議会の顧問も務める。ニューヨーク・タイムズ紙やフォーリン・アフェアーズ誌など幅広いメディアにも寄稿。21世紀の戦争の変化の第一人者と目されている。2008年の大統領選ではオバマ陣営の国防戦略を取りまとめ、2009年には「戦争の無人化がもたらす影響を追究した」功績により、米外交専門誌フォーリン・ポリシーの「世界情勢に最も影響を与えた思想家100人」に選ばれた
小林由香利[コバヤシユカリ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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