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追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140813768
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0098

内容説明

埋める、燃やす、流す、リサイクルする、それとも…食べる?くずかごに投げ入れられたときから、ごみの冒険の旅は始まる。エリザベス・ロイトはその足跡を追いかけて、文字通り汚物にまみれながらも、ときには驚くべきごみの終着地を目の当たりにする。「ごみ問題」のすべてが浮き彫りになり、私たち一人ひとりの消費生活が変わる一冊。

目次

1 埋立てる(ごみ回収トラックは行く;埋立場を外から攻める ほか)
2 埋立てない(生ごみのゆくえ;紙ごみのゆくえ ほか)
3 流す(汚水のゆくえ;汚物のリサイクル)
4 増えつづける(クリスマスがやってくる;ごみゼロの夢 ほか)

著者等紹介

ロイト,エリザベス[ロイト,エリザベス][Royte,Elizabeth]
ジャーナリスト。「ニューヨーク・タイムズ」誌、「ハーパーズ」「ナショナル・ジオグラフィック」ほかに、多数寄稿している。もとアリシア・パターソン基金奨学生。現在夫と娘とともにニューヨーク州、ブルックリン在住

酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
対象が自分の責任下から外れれば、そこでそのものから意識を切る。考えるべきことはあまたある異常、それは正うかつをしていく上で必要な能力とすら言えるのかもしれない。ゴミというのは自分の家の中にあれば対処するべき問題として意識されるが、回収されればそこで意識から外される。しかし、意識から外された後のゴミは、依然としてこの世に存在し続ける。2014/01/21

Humbaba

2
一般人にとっては,ゴミとは収集所に出したところで縁が切れるものである.しかし,実際には収集車が回収したとしても,ゴミが無くなるわけではない.どのようにしてゴミが処理されているかを知ることで,個人がどのように行動すべきかを考える.2010/01/12

oyatsudoki

0
ごみを捨てることは一種の欲望である。余計なものを身の回りから取り去ることで、よりクリーンに、より自己の中心へ近づいていける。というようなことが最初の方に書いてあったけどこれは事実だなぁ。いつも捨てる時になって罪悪感を感じる。後ろめたさは現代の消費者に対する罰というのは他のあらゆる問題に置き換えても感じられることですね。2012/07/21

nuna

0
ごみは自分の家のゴミ箱からどこに行ってしまうのか、収集車に乗り込み、ゴミ処理場・下水処理場・埋立地まで突撃したルポルタージュ。生々しくも著者と同じ目線で自分が捨てたゴミがどうなるのかを知ることができる。太平楽な「エコ」思想を超えて、リサイクルでゴミ問題は解決するのかまで切り込んでいるのが良い。手っ取り早くまとめを知りたい人は巻末の付録だけ読んでもいい。解説に日本での事情も多少書いてあるが、もう少し充実させるなり文献を紹介してほしかった。2009/06/12

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