平安朝文人論

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平安朝文人論

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  • サイズ A5判/ページ数 362p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130860628
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C3095

出版社内容情報

平安朝では漢文による公文書の書記が文人たちの素養とされるなかで私的な内面を表現する文学的営為が展開した.本書は,文章経国思想のもと嵯峨朝から漢文学が解体する院政期を対象に,中国文学と日本文学の双方を大局的にとらえ,漢文脈によって形成される精神とその発露を捉えかえす.【第10回東京大学南原繁記念出版賞受賞作】

内容説明

漢文学に映し出される「文人たち」の心。日本・中国双方を視野に文学史を書き換える。第10回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。

目次

第1部 文人意識の端緒(嵯峨朝における文章と経国―漢文芸の二重の価値;嵯峨朝詩壇と個人の文学;菅原清公の「嘯賦」―趣味の意義;平安朝漢詩の変貌)
第2部 九・十世紀交替期の文人と散文の個人化(都良香の散文における新動向;菅原道真の憂悶―閑居文学の変奏;紀長谷雄の自伝;平安朝散文史における九・十世紀漢文の意義;和漢の散文の交渉)
第3部 平安朝中後期漢文学における定型性と固有性(兼明親王の文学―孤高と閑適;慶滋保胤「池亭記」のスタイル―思考の理路;大江匡衡と八月十五夜―都と辺土;大江匡衡の文業;平安朝文人の文学)

著者等紹介

宋〓[ソウカン]
1987年中国遼寧省生まれ。2010年中国上海外国語大学英語学院卒業。2014年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2018年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、フェリス女学院大学文学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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