言語存在論

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  • サイズ A5判/ページ数 446p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130860543
  • NDC分類 801.01
  • Cコード C3080

出版社内容情報

言語がいかに存在するのか,これまで問いとして立てられてこなかった視座から言語を思考する試みである.言語学的な立場を貫きつつも,談話論やテクスト論,文字論などと呼ばれる,既存の言語学とその境界を越えて,言語をめぐるさまざまな思考,そして〈知〉のあり方に迫る野心作.

第1章 言語存在論とは何か――言語場へ
第2章 言語の存在様式と表現様式
第3章 音が意味と〈なる〉とき,光が意味と〈なる〉とき
第4章 〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉
第5章 発話論・文論――言語場から
第6章 主述論・省略論――言語化するということ
第7章 真偽論・時制論・命名論――言語的対象世界の実践的産出
第8章 動態としての言語・動態としての意味

Ontology of Language
Hideki NOMA

野間 秀樹[ノマ ヒデキ]
著・文・その他

内容説明

朝鮮言語学・日韓対照言語学の第一人者が、言語はいかに在るのかという問いに正面から向き合い既存の言語学を覆す。“言語”を根源から問いなおす。新たな知を拓く原理論。

目次

第1章 言語存在論とは何か―言語場へ
第2章 言語の存在様式と表現様式
第3章 音が意味と“なる”とき、光が意味と“なる”とき
第4章 “話されたことば”と“書かれたことば”
第5章 発話論・文論―言語場から
第6章 主述論・省略論―言語化するということ
第7章 真偽論・時制論・命名論―言語的対象世界の実践的産出
第8章 動態としての言語・動態としての意味

著者等紹介

野間秀樹[ノマヒデキ]
言語学者。著書に『ハングルの誕生―音から文字を創る』(平凡社。アジア・太平洋賞大賞)、編著に『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン、パピルス賞)など、大韓民国文化褒章、ハングル学会周時経学術賞。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授を歴任。リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ブラッドフォード国際版画ビンエナーレなど美術家としての活動もある。現代日本美術展佳作賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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内島菫

20
本書はまず、いかなる形にも表に出されない心の中の内語と、声なり文字なりに表出されたことばとを厳密に分かち、言語学は後者のみを扱うとする。そして、言語の存在様式―〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉―と表現様式を区別し、それらの関係や実際に使用される言語場における各々の存在論的な在り方を丁寧に描き出す。「朝鮮言語学・日韓対照言語学の第一人者」らしく、ハングルの成立過程から〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の、他の言語ではたどることのできないリアルでダイナミックな在り様は、感動的ですらある。2020/08/29

こたろう

2
テクストとして記述された言葉自体に意味は存在せず、意味は人の内に存在するという主張の本。文や単語が普遍的な意味を持っているわけではなく、また意味がないかもしれないと考えるという視点を与えてくれる。音として存在する言葉を文字にした場合、我々がどう解釈するのかは、誰にもコントロールできないし、過去のテクストと本当の意味は、現在となっては知るすべがないし、記号の意味自体も1つではないため、意味というのはテクスト上の文(単語)にあるのではなく、我々がどう解釈するのかに強く依存するという新しい主張。2021/03/09

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