現代作家アーカイヴ―自身の創作活動を語る〈3〉

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現代作家アーカイヴ―自身の創作活動を語る〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130830744
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

出版社内容情報

その小説家のまず読むべき作品は?――創作の極意,転機となった出来事,これからの話.作家自身が代表作3点を選び,創作活動の歴史を振り返る.貴重なインタビュー集,かつ良質なブックガイドの第3弾.

インタビュー動画も配信中 iibungaku.com

はじめに(阿部公彦)



島田雅彦/聞き手 阿部賢一

『彼岸先生』(1992)/『退廃姉妹』(2005)/『徒然王子』(第一部 2008,第二部 2009)

関連年譜/著作目録/インタビューを終えて(阿部)



林 京子/聞き手 関口涼子(詩人)・平野啓一郎(作家)

「祭りの場」(1975)/「長い時間をかけた人間の経験」(2000)/「トリニティからトリニティへ」(2000)

関連年譜/著作目録/インタビューを終えて(関口)



黒井千次/聞き手 阿部公彦

『時間』(1969)/『群棲』(1984)/『一日 夢の柵』(2006)

関連年譜/著作目録/インタビューを終えて(阿部)



Archive of Contemporary Japanese Writers 3: Literary Careers in Their Own Words

Masahiko SHIMADA, Kyoko HAYASHI and Senji KUROI

Masahiko ABE and Iidabashi Literary Club, editors

阿部 公彦[アベ マサヒコ]
編集

飯田橋文学会[イイダバシブンガクカイ]
編集

島田 雅彦[シマダ マサヒコ]
著・文・その他

林 京子[ハヤシ キョウコ]
著・文・その他

黒井 千次[クロイ センジ]
著・文・その他

内容説明

その小説家の何をまず読むべきか。珠玉のインタヴュー集、かつ良質なブックガイド。

目次

島田雅彦―「彼の話=ヒズ・ストーリー」を丹念に掬い上げていく‐『彼岸先生』(1992)『退廃姉妹』(2005)『徒然王子』(第一部2008、第二部2009)(東京外語大学でロシア語を学ぶ;冷戦時代にロシア文学を研究したことの役得?;『彼岸先生』―心も身体の現象にすぎないという考え方 ほか)
林京子―「生き残った罪」を考えながら、それがあるから書いてきた‐「祭りの場」(1975)「長い時間をかけた人間の経験」(2000)「トリニティからトリニティへ」(2000)(「生き残った罪」―オバマ大統領の広島訪問に思う;「祭りの場」―広島の苦しみを私は話せない;朝に約束したのに会えないという不思議さ ほか)
黒井千次―自分が放った言葉によって、逆に与えられるものがある‐『時間』(1969)『群棲』(1984)『一日 夢の柵』(2006)(真面目に選んだ三作品;「小説が大事だ」と思い始めた十代半ば;観念としての労働者? ほか)

著者等紹介

島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年生まれ。東京外国語大学在学中の83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」発表し注目される。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸賞新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞を受賞

林京子[ハヤシキョウコ]
1930年生まれ。上海で14歳まで暮す。45年帰国、長崎で被爆。その体験をもとに書いた「祭りの場」で75年、群像新人賞、芥川賞を受賞。83年『上海』で女流文学賞、84年『三界の家』で川端康成文学賞、90年「やすらかに今はねむり給え」で谷崎潤一郎賞、2000年『長い時間をかけた人間の経験』で野間文芸賞、06年朝日賞を受賞。2017年2月死去

黒井千次[クロイセンジ]
1932年生まれ。15年の会社生活のかたわら創作活動を続け、70年から文筆生活に入る。70年「時間」で芸術選奨文学部門新人賞、84年『群棲』で谷崎潤一郎賞、94年『カーテンコール』で読売文学賞、2000年日本芸術院賞、01年『羽根と翼』で毎日芸術賞、06年『一日 夢の柵』で野間文芸賞、08年旭日中綬章、14年文化功労者などを受賞・受章

阿部公彦[アベマサヒコ]
1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は英米文学。1998年「荒れ野に行く」で早稲田文学新人賞、2013年『文学を“凝視”する』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

61
作家の作品を規定するのは、環境や経験から積みあがった思想なのだと思う。長年書き続けることの意味を問うと、その規定をあえてぶち壊す試みも必要ではないか。私は狭い世界で病気体験によって規定された物語を綴っているが、他者のなかに入っていくことでよい方向に書く内容も変化してきた。これからどう書いていくかが一生のテーマである。2018/03/02

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