文学と映画のあいだ

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文学と映画のあいだ

  • 野崎 歓【編】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 東京大学出版会(2013/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 214,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130830591
  • NDC分類 904
  • Cコード C1090

出版社内容情報

文学作品の映画化を切り口に、世界の名作を取り上げながら東大文学部の教授陣が縦横に語る。

読んだら観たくなる,観たら読みたくなる! 文学作品の映画化を切り口に,世界の名作をめぐりながら,文学と映画の相互関係について東大文学部の教授陣が縦横に語る.各章末には,さらなる表現の旅へといざなう文学&映画案内付.

■文学と映画の「あいだ」を考える 文学から映画へ、映画から文学へ(野崎 歓)
■イギリス文学と映画 シェイクスピアと黒澤明映画の文化的可能性(大橋洋一)
■フランス文学と映画1 新しい「言語」を求めて(野崎 歓)
■フランス文学と映画2 〈さすらい〉の詩学――マルグリット・デュラス『トラック』を中心に(塚本昌則)
■ドイツ文学と映画 異郷にて――ラング『ニーベルンゲン』とストローブ=ユイレ『階級関係』(宮田眞治)
■ロシア文学と映画 アヴァンギャルドと古典の間の巨大な振幅
 ――ここでしか教えてもらえない、ロシア文芸映画を観る5つの効用(沼野充義)
■中国文学と映画 文化大革命を“活きる”――余華の小説『活きる』と張芸謀の映画『活きる』(藤井省三)
■アメリカ文学と映画1 世界は映画で出来ている(柴田元幸)
■アメリカ文学と映画2 ノワール小説とフィルム・ノワール(諏訪部浩一)
■ラテンアメリカ文学と映画 革命を批評する文学と映画(野谷文昭)

【著者紹介】
野崎 歓
野崎 歓:東京大学大学院人文社会系研究科教授

内容説明

観たら読みたくなる、読んだら観たくなる!とびきりの案内人たちと、世界の名作を巡る旅へ。さらなる旅にいざなう文学&映画案内付き。人名・文学作品名・映画作品名の索引も充実。

目次

文学と映画の「あいだ」を考える 文学から映画へ、映画から文学へ
イギリス文学と映画 シェイクスピアと黒澤明映画の文化的可能性
フランス文学と映画(新しい「言語」を求めて;“さすらい”の詩学―マルグリット・デュラス監督『トラック』を中心に)
ドイツ文学と映画 異郷にて―ラング『ニーベルンゲン』とストロープ=ユイレ『階級関係』
ロシア文学と映画 アヴァンギャルドと古典の間の巨大な振幅―ここでしか教えてもらえない、ロシア文芸映画を観る五つの効用
中国文学と映画 文化大革命を“活きる”―余華の小説『活きる』と張芸謀の映画『活きる』
アメリカ文学と映画(世界は映画で出来ている;ノワール小説とフィルム・ノワール)
ラテンアメリカ文学と映画 革命を批評する文学と映画

著者等紹介

野崎歓[ノザキカン]
東京大学大学院人文社会系研究科教授、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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燃えつきた棒

33
まずは、執筆陣の顔ぶれが豪華だ。 野崎歓、沼野充義、柴田元幸、野谷文昭、藤井省三(敬称略)など、普段文学イベント等でお見かけすることの多い方々だが、映画に関する話となると、お聴きする機会はそれほど多くないので、ワクワクしながら読んだ。 その中で、野崎の「新しい「言語」を求めて」が、「ヒロシマ、わが愛」、「去年、マリエンバートで」などのヌーヴェル・ヴァーグやロブ=グリエ「嫉妬」などのヌーヴォー・ロマン等、今まで僕が触れてきた映画や小説たちが登場するので、楽しく読めた。2019/04/05

aoi

2
めちゃんこ面白かった。めっちゃ興味津々👀✨✨✨ってなった!! でも私に知識がなくて1%位しか分からなかった。 映画や文学、歴史的背景を知っていたらもっともっと面白かったと思う!色々勉強してから読み直したいデスっっっっ💪💪💪💪💪🎦📖🌍2021/05/31

あんすこむたん

1
小説の映画化についての本。各国の映画の情勢や歴史まで含み内容は深い。2018/08/15

コニコ@共楽

1
本も大好き、映画も大好きな私としては、その“あいだ”に何があるかぜひ知りたいところ。おだやかな野崎氏の、熱く語った授業が本にまとめられたということで、読んでみました。アメリカ、日本はもちろん、ロシアやラテン・アメリカの文学&映画も語られていて、興味深かったです。中でもシェイクスピアがご専門の大橋洋一氏の、「シェイクスピア映画が原作に新たな知見を提供してきた」という言葉は、文学と映画の関係が敵対ではなく、名作品を深めていく媒体同士であるものだと認識でき、納得できました。2013/10/02

koji

1
本書は、文学と映画の関係を「『強い共感と豊富なイメージ』の相互的なダイナミズム」(p19)と定義した上で、、、映画作家が両者の圧倒的な歴史の重みの違いを乗り越えて、文学の映画化を通して「技法とイデオロギー」を洗練させてきた過程を精巧に紡ぎだしていきます。そのキーワードは、①黒澤明によるシェイクスピアを脱胎したエコクリティスズムの表現、②Bワイルダーのヘイズコードを逆手にとったフィルムノワールの深耕、③レーニンのプロパガンダから派生したモンタージュ手法等枚挙に暇がなく奥深い議論が展開され刺激的です。2013/08/16

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