出版社内容情報
※「解説」のコピペです【要編集】↓
翻訳家,エッセイストとしても知られる著者によるアメリカ小説論集.メルヴィルからオースター,エリクソン,ダイベック,ミルハウザーへ,あらゆる細部を愛惜するかのような著者のスタイルが「もうひとつのアメリカ文学」を描き出す.翻訳家,エッセイストとしても知られる著者によるアメリカ小説論集.メルヴィルからオースター,エリクソン,ダイベック,ミルハウザーへ,あらゆる細部を愛惜するかのような著者のスタイルが「もうひとつのアメリカ文学」を描き出す.初版2005年.
I
1「『白鯨』あるいは怒れるナルシス」
2「ポオあるいは怖れるナルシス」
3「都市のナルシス――「群衆の人」論」
4「ハックの中の社会『ハックルベリー・フィンの冒険』論」
5「欲望のダブルバインド――「シスター・キャリー」論」
II
6「ピアニストを撃て!――物語としてのアメリカ」
7「アメリカ文学と帝国主義」
8「ジャメイカ・キンケイドの『小さな場所』第1章を教えることについて」
III
9「贋金と写真――「舞踏会へ向かう三人の農夫」論」
10「ポール・オースターの街」
11「所有と快楽――スティーヴ・エリクソン『Xのアーチ』について」
12「ケーキを食べた男」
13「スイート・ホーム・シカゴ――スチュアート・ダイベックの世界」
14「驚異とアイロニー――スティーヴン・ミルハウザーの世界」
The American Narcissus
Motoyuki SHIBATA
柴田 元幸[シバタ モトユキ]
柴田 元幸
柴田元幸:
内容説明
自己をめぐる文学的想像力に読む、アメリカ文学のもうひとつの系譜。第27回サントリー学芸賞受賞図書。
目次
1(『白鯨』あるいは怒れるナルシス;ポオあるいは怖れるナルシス;都市のナルシス―「群衆の人」論;ハックの中の社会―『ハックルベリー・フィンの冒険』論;欲望のダブルバインド―『シスター・キャリー』論)
2(ピアニストを撃て!―物語としてのアメリカ;アメリカ文学と帝国主義;ジャメイカ・キンケイドの『小さな場所』第一章を教えることについて)
3(贋金と写真―『舞踏会へ向かう三人の農夫』論;ポール・オースターの街;所有と快楽―スティーヴ・エリクソン『Xのアーチ』について;ケーキを食べた男;スイート・ホーム・シカゴ―スチュアート・ダイベックの世界;驚異とアイロニー―スティーヴン・ミルハウザーの世界)
ナルシスその後
著者等紹介
柴田元幸[シバタモトユキ]
文芸誌『MONKEY』、英語文芸誌Monkey Business責任編集。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。