出版社内容情報
世界各地で深刻な問題となっている沙漠化について,世界の乾燥地帯のほとんどを調査してきた著者が,沙漠化の現状と原因,それに対する対策を,具体例を豊富に挙げながら解説する.沙漠化についての初めての総合的な概説書であり,地球環境の保全・持続的発展に向けた基礎文献である.
目次
第1編 沙漠化とは(沙漠化が進行している地域;沙漠化の定義の変遷;土地の劣化とは;「砂漠化」の曖昧さ)
第2編 沙漠化の原因と対策(沙漠化の素因;沙漠化の誘因)
第3編 まとめ(1992年の地球サミットでの沙漠化への対応;地球サミット以降10年間の沙漠化状況;沙漠化対処条約の概要;砂漠化に対する今後の対応)
著者等紹介
赤木祥彦[アカギヨシヒコ]
1935年岡山県に生まれる。1958年広島大学文学部卒業。1960年広島大学文学修士。1969年東北大学理学博士。1978年福岡教育大学教授。1999年福岡教育大学名誉教授
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