ゲルと生命―田中豊一英文論文選集

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  • サイズ A4判/ページ数 178p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784130666008
  • NDC分類 428.1
  • Cコード C3042

出版社内容情報

故田中豊一MIT教授の研究業績の中から,「ゲルにおける相転移の発見とその原理の確立」および「生命の分子物理学的原理の確立」の基になった研究を中心に25の論文を選び,共著者もしくは専門研究者の解説を付けて編む.とくに,新しい研究が始まる現場の紹介は貴重.田中教授の仕事の精髄を示す書.

目次

1 研究の原点―ヘリックス‐コイル転移(ポリペプチドのヘリックス‐コイル転移;ヘリックス‐コイル転移の統計力学的側面)
2 ゲルの物理―新しい相転移の発見(ゲルの協同拡散現象;ゲルの臨界現象;体積相転移現象の発見 ほか)
3 蛋白質の物理―生命機能の基本原理(レンズ中での蛋白質水溶液の相分離;単一分子の相転移;ゲル多重相と蛋白質機能 ほか)

著者等紹介

田中豊一[タナカトヨイチ]
1946年新潟県に生まれる。1968年東京大学理学部物理学科卒業。1972年東京大学理学部物理学科博士課程修了理学博士。マサチューセッツ工科大学物理学科博士研究員。1982年マサチューセッツ工科大学物理学科正教授。2000年死去
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