出版社内容情報
ジャカルタを事例に、新興国メガシティ経済について新たなモデル化と環境問題解決策を提案する。【シリーズ全6巻/第3回配本】メガシティにとって環境政策と経済政策の間にはジレンマがある.本巻では,ジャカルタの鉄鋼業を俎上にのせ,産業構造と環境規制の相関がメガシティの存立にどのように作用しているのかを検討する.その上で,新興国メガシティ経済について新たなモデル化と環境問題解決策を提案する.【シリーズ全6巻/第3回配本】
シリーズ刊行にあたって(村松 伸)
第1章 総説:メガシティとサステイナビリティ
第2章 ヒト・モノ・カネと新興国
第3章 環境規制とその意図せざる結果
第4章 ジャカルタの鉄鋼業と産業立地の考察
第5章 経済発展の負の効果をどう捉えるか
第6章 新興国メガシティ経済のモデル化に関する検討と考察
〈座談会〉経済と環境のジレンマ
Megacities Vol.4 Development of Emerging Economics and Megacities
村松 伸[ムラマツ シン]
村松 伸
村松 伸:東京大学生産技術研究所教授/総合地球環境学研究所教授
山下 裕子[ヤマシタ ユウコ]
山下 裕子
山下裕子:一橋大学大学院商学系研究科准教授
内容説明
メガシティの環境と経済は、一方を優先すれば他方が犠牲になるジレンマの状況にある。経済発展もしつつ環境にも配慮するための方策を、ジャカルタの鉄鋼業に着目することで提案する、経済学から挑むメガシティの課題。
目次
1 総説:メガシティとサステイナビリティ
2 ヒト・モノ・カネと新興国
3 環境規制とその意図せざる結果
4 ジャカルタの鉄鋼業と産業立地の考察
5 経済発展の負の効果をどう捉えるか
6 新興国メガシティ経済のモデル化に関する検討と考察
座談会 環境と経済のジレンマ
著者等紹介
村松伸[ムラマツシン]
東京大学生産技術研究所教授・総合地球環境学研究所客員教授
山下裕子[ヤマシタユウコ]
一橋大学大学院商学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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