出版社内容情報
技術者のなかで暗黙のうちにつかわれる「知」.それぞれの技術文脈/文化に内在する知を外在化あるいは固定化し伝達する知として技術知の本質をとらえ,発明・開発などの際に働くこの「知」の創造性,暗黙性の本質に迫る.
内容説明
エンジニアの「知」とは、どこからくるのか。モノを「つくる」、その創造性にかりだされる「知」の本質をさぐる。技術における「知」の現代性を確認する。
目次
第1部 技術知の文脈性(技術の文脈依存性;新材料の発見における文脈性 ほか)
第2部 技術知の創造性と暗黙性(設計開発プロセスの喩え;建築設計における比喩、アナロジー、モデル ほか)
第3部 技術知の実践(プロセス情報に注目した設計開発支援;発明情報のアナロジーとその検索 ほか)