出版社内容情報
生物の「かたち」を対象としてゲーテによって体系づけられた解剖学.哺乳類の形態と機能について,解剖学にもとづき適応や進化との関係にふれながら解説する.ヒトに関する知識と比較しながら学ぶ肉眼解剖学入門の書.
内容説明
長い進化史を経てかたちづくられた哺乳類の体のしくみを理解する。運動系、歯、内臓、感覚器系などについて、たくさんの精密でユニークなイラストとともに解説する。
目次
1 体の基本構造―解剖学概論
2 体の表面―外皮と角
3 運動系―骨格と筋肉
4 歯―採食と咀嚼
5 内臓―消化・呼吸・泌尿・生殖
6 感覚器系―見る・聞く・味わう・嗅ぐ
著者等紹介
大泰司紀之[オオタイシノリユキ]
1940年旧満州国に生まれる。1964年北海道大学獣医学部卒業。北海道大学獣医学部助手、北海道大学歯学部助教授、北海道大学大学院獣医学研究科教授などを経て、北海道大学名誉教授、獣医学博士
高槻成紀[タカツキセイキ]
1949年鳥取県に生まれる。1973年東北大学理学部卒業。1978年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学大学院農学生命科学研究科助教授、東京大学総合研究博物館教授、麻布大学獣医学部教授などを経て、麻布大学いのちの博物館上席学芸員、理学博士
粕谷俊雄[カスヤトシオ]
1937年埼玉県に生まれる。1961年東京大学農学部水産学科卒業。(財)日本捕鯨協会鯨類研究所研究員、東京大学海洋研究所助手、水産庁遠洋水産研究所鯨類資源研究室長・外洋資源部長、三重大学生物資源学部教授、帝京科学大学理工学部教授などを経て、現在、フリーの鯨類研究者、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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