素粒子で地球を視る―高エネルギー地球科学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130637121
  • NDC分類 450
  • Cコード C1044

出版社内容情報

宇宙から降り注ぐ素粒子を用いて地球を探査する素粒子地球物理学の最先端を、第一人者と名サイエンスライターが平易に解説。

宇宙が作り出す高エネルギーのミュオンやニュートリノを用いると,地球を観察する新しい窓が開かれる.火山から断層,洞窟,古代遺跡の調査まで,巨大物体を透視できる革新的技術を中心に,素粒子地球物理学の基礎から惑星探査へ向けた将来の応用可能性までを丁寧に解説する.

1 ミュオンとピラミッド
 1 レントゲンの発見
 2 ?線から素粒子へ
 3 電子工学分野の発展で地球が透視できるようになった
 4 ミュオグラフィとピラミッド
 5 光と影
 6 素粒子で地球をのぞけるか?
 7 素粒子ができること
 章末問題
2 素粒子の生い立ちとその性質
 1 宇宙が生んだ究極の物質単位「素粒子」
 2 粒子が結びつく力
 3 光速で飛ぶ粒子 
 4 電磁相互作用
 5 強い相互作用
 6 弱い相互作用
 章末問題
3 地球圏の超高エネルギー現象
 1 宇宙線の起源
 2 大気中のミュオン
 3 ミュオンフラックスを測る
 章末問題
4 地球を透かす素粒子
 1 地殻を透かす
 2 野外におけるミュオグラフィ観測システム
 3 ミュオグラフィ観測におけるデータ処理技術
 4 ミュオグラフィと他の構造探査手法との比較
 章末問題
5 素粒子で地球を観測する
 1 ミュオグラフィによる野外観測
 2 ミュオグラフィによる火山のイメージング
 3 未発見の洞窟探査
 4 断層破砕帯の調査
 5 古代遺跡の調査
 6 ミュオグラフィの惑星科学への展望
 7 始動するミュオグラフィプロジェクト
 8 地球の深層を視る
 章末問題
おわりに
章末問題略解
参考文献
索引

【著者紹介】
田中 宏幸
田中宏幸:東京大学地震研究所高エネルギー素粒子地球物理学研究センター教授

内容説明

ミュオグラフィが探る火山から断層、洞窟、古代遺跡、将来の惑星探査まで。巨大物体を透視できる革新的技術。宇宙が作り出すミュオンやニュートリノが地球を観測する新しい窓を開く。

目次

1 ミュオンとピラミッド(レントゲンの発見;X線から素粒子へ ほか)
2 素粒子の生い立ちとその性質(宇宙が生んだ究極の物質単位「素粒子」;粒子が結びつく力 ほか)
3 地球圏の超高エネルギー現象(宇宙線の起源;大気中のミュオン ほか)
4 地球を透かす素粒子(地殻を透かす;野外におけるミュオグラフィ観測システム ほか)
5 素粒子で地球を観測する(ミュオグラフィによる野外観測;ミュオグラフィによる火山のイメージング ほか)

著者等紹介

田中宏幸[タナカヒロユキ]
2004年名古屋大学大学院博士課程短縮修了。カリフォルニア大学リバーサイド校博士研究員、日本学術振興会特別研究員、東京大学地震研究所特任助教、同研究所准教授などを経て、東京大学地震研究所教授、博士(理学)。専門分野、高エネルギー素粒子地球物理学。2010年日本鉄鋼協会俵論文賞、2011年日本火山学会論文賞、2013年EPS賞

竹内薫[タケウチカオル]
1983年東京大学教養学部教養学科卒業。1985年東京大学理学部物理学科卒業。1992年マギル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、サイエンス作家、NHK「サイエンスZERO」ナビゲーター。専門分野、科学コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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月をみるもの

2
最初のほうは学部の時のダブルβ崩壊実験以来で懐かしかった。将来的には火山+福島第一+火星でミューオノグラフィー、ハワイでニュートリノグラフィーだな。。http://www-rccn.icrr.u-tokyo.ac.jp/nu-meeting/18/Otani.pdf2015/02/08

mft

1
ぱらぱらめくったときにミューオンによる火山内部の観測の図がカラーで見えたからそれが中心の話題だと思って読み始めたが、そこまでに原理の話が丁寧にさらってあったり、他の天体での応用の可能性とかニュートリノによる観測の話とかいろいろ広がりのある本だった2014/12/27

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