出版社内容情報
6月29日日本経済新聞で書評
人口の爆発,資源の枯渇,文化の消滅……環境の限界により,人類は存亡の危機に直面しつつある.それを救う鍵は「縮小」と「情報」だ.人類は,いま何をなすべきか? 新たなミレニアムにおける,人類の指針となる環境の文明論.
内容説明
もっと豊かに暮らすために、いま何をなすべきか?「縮小」の叡智が拓く、新時代の文明論。
目次
第1章 爆発
第2章 原因
第3章 制約
第4章 転換
第5章 限界
第6章 喪失
第7章 挑戦
第8章 彼方
著者等紹介
月尾嘉男[ツキオヨシオ]
1942年生まれ。1965年東京大学工学部卒業。工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授などを経て、2002年総務省総務審議官に就任。2003年に辞任。これまでコンピュータ・グラフィックス、人工知能、仮想現実、メディア政策などを研究。全国各地でカヌーとクロスカントリースキーをしながら、知床半島塾、羊蹄山麓塾、釧路湿原塾、白馬仰山塾、宮川清流塾、瀬戸内海塾などを主宰し、地域の有志とともに環境保護や地域計画に取組む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。