出版社内容情報
地球自然環境の保全や人類の持続可能性のために自然史研究の重要性がますます増してきている。東・東南アジアの中心に位置する沖縄に、日本初の国立自然史博物館を設立しよう! 本書は博物館とはなにか、自然史研究とはなにかなどの解説から丁寧に説き起こし、国立自然史博物館の必要性を強く訴える。
内容説明
情報の時代に、なぜ実物=モノ=自然史標本なのか?過去に集めた自然史標本を研究すれば、いつでも新しい情報が引き出せる未来を見据えた自然史博物館の世界へようこそ!なぜ必要なの?なぜ国立なの?なぜ沖縄なの?をこの1冊で。
目次
第1章 国立自然史博物館構想のきっかけはなにか
第2章 博物館とはなにか
第3章 自然史博物館とはなにか
第4章 自然史科学とはなにか
第5章 自然史標本とはなにか
第6章 自然史標本を失ってはならない
第7章 自然史財とはなにか
第8章 日本の自然史博物館の問題はなにか
第9章 今なぜ国立自然史博物館は必要なのか
第10章 国立自然史博物館はどんなところか
著者等紹介
馬渡駿介[マワタリシュンスケ]
峻輔。1946年東京に生まれる。1974年北海道大学大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了。日本大学医学部助手・講師、北海道大学大学院理学研究院教授、北海道大学総合博物館長などを経て、北海道大学名誉教授、国立沖縄自然史博物館設立準備委員会理事、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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