「役に立たない」科学が役に立つ

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「役に立たない」科学が役に立つ

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  • サイズ 46判/ページ数 142p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130633758
  • NDC分類 404
  • Cコード C1040

出版社内容情報

好奇心と想像力から発見された「役に立たない」科学こそ,私たちの生活に「役に立つ」革新をもたらす――
アインシュタインをはじめ多くのノーベル賞受賞者を輩出しているプリンストン高等研究所の創立者と現所長による,研究をとりまく社会に警鐘を鳴らす刺激的なエッセイ.「有用性」という言葉を捨てて,人間の精神を解放せよ.

内容説明

「有用性」という言葉を捨てて、人間の精神を解放せよ。

目次

明日の世界(ロベルト・ダイクラーフ)
役に立たない知識の有用性(エイブラハム・フレクスナー)

著者等紹介

初田哲男[ハツダテツオ]
1958年、大阪府生まれ。1986年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。ワシントン大学物理学科アシスタントプロフェッサー、筑波大学物理学系助教授、京都大学大学院理学研究科助教授、東京大学大学院理学系研究科教授、理化学研究所主任研究員などを経て、現職は、理化学研究所数理創造プログラムディレクター、東京大学名誉教授。専門は理論物理学、とくに原子核や素粒子の理論。西宮湯川記念賞、仁科記念賞、文部科学大臣表彰(科学技術分野)、東レ科学技術賞、などを受賞

野中香方子[ノナカキョウコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒業

西村美佐子[ニシムラミサコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒業。翻訳協力多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

55
そもそも、役に立つとは、どういうことなんだろう?時間が流れるとともに、状況も見えかたも変わりうる。それは、功罪含めて、多様な面がある。基礎研究や、人文・社会学系に関する分野は、人が人としての深みにつながるのだと考えている。借り物で済ませるのか、オリジナルを目指すのかの違い。精神と心の自由さがあってこそだと思う。2022/09/21

トムトム

26
科学は長い目で見ないと。目先の利益を追求したって、たかがしれています。「なんの役に立つの?」と言われた電磁波から100年で、インターネットやスマホ、なくてはならないものになりました。ということを、半世紀前の有名な人が一生懸命熱く伝えているけれど、伝わらないものですね。2022/08/11

Fondsaule

26
★★★★☆ プリンストン高等研究所、現所長のロベルト・ダイクラーフによる「明日の世界」と、初代所長エイブラハム・フレクスナーの『「役に立たない」科学が役に立つ』という2つのエッセイ。 直接利益につながらない研究が軽視されることを憂い、電磁気や量子科学の実例を挙げ、制約を受けない研究の重要性を訴えている。2020/10/03

yyrn

26
楽しく仕事をする上で、職場で良好な人間関係を構築することはかなり重要だが、最近の働き方改革やスマホのせいで、残業での無駄話も、昼休み中のダベりもなくなり、会社は自分の仕事をして帰るだけの場所になりつつある。コロナ禍でテレワークも進み、生産性は間違いなく向上するだろうが、反比例して人間関係はどんどん希薄になっていく。そんなことでいいのか?小説を読んで穴埋めするんじゃなくてリアルで解決した方が断然良いぞ。基礎研究の大切さもそういうことじゃないのか?と思いながら読んだ本。このトシにもなると既知の話多しw2020/09/18

izw

17
原書名"The Usefulness of Useless Knowledge"は、プリンストン高等研究所を設立して初代所長となったフレクスナーが1993年に発表した、基礎研究の意義と重要さを主張したエッセイで、本書の後半に収録されている。前半は、2012年からプリンストン高等研究所の所長を務めるダイクラーフが、フレクスナーのエッセイを紹介するともに、現代の実例を挙げて、やはり基礎研究の重要さを紹介し、応用研究・すぐに成果を求める現在の風潮に警鐘を鳴らしている。翻訳された理化学研究所の方々に感謝したい。2021/02/06

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