出版社内容情報
ヒトはなぜ絵を描くか.脳の視覚情報処理の過程が,描かれるもののなかでどう表現されてきたのか.画家の創造性や独創性とは脳のどのような働きか.近代絵画成立史を脳科学からみる.初版1997年,毎日出版文化賞受賞.
序章 描くヒト
【序章の補遺】
第1章 見るということ
1 網膜に写る世界
2 大脳皮質に写る世界
3 視覚的思考の場
4 視覚的イメージ
第2章 描くということ
1 描くための基本技術
2 描画の脳機構
3 構図
4 描画の進化
第3章 脳から見た絵画の進化と視覚的思考
1 心像絵画
2 網膜絵画
3 脳の絵画
4 文脈的再構成絵画
5 視覚体験を離れていく絵画
【第3章の補遺】
第4章 絵画における創造性
1 視覚的思考
2 創造性と独創性
増補新装版へのあとがき
The Seeing Brain and the Drawing Brain
―The neuroscience of Drawing―[Expanded Revised Edition]
Makoto IWATA
岩田 誠[イワタ マコト]
著・文・その他
内容説明
ヒトはなぜ絵を描くのか。見るということは描くということにどうつながるのだろう。近代絵画の成立や画家の創造性を脳科学から探る、知的探究の書。毎日出版文化賞受賞の名著が増補新装版として復刊。
目次
序章 描くヒト
第1章 見るということ(網膜に写る世界;大脳皮質に写る世界 ほか)
第2章 描くということ(描くための基本技術;描画の脳機構 ほか)
第3章 脳から見た絵画の進化と視覚的思考(心像絵画;網膜絵画 ほか)
第4章 絵画における創造性(視覚的思考;創造性と独創性)
著者等紹介
岩田誠[イワタマコト]
1942年東京に生れる。1967年東京大学医学部卒業。1982年東京大学助教授。1994年東京女子医科大学教授(医学博士)。2008年東京女子医科大学名誉教授。2009年メディカルクリニック柿の木坂院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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aya hi