出版社内容情報
海辺開発の現状、海辺管理の必要性とその課題を解説し、美しい海辺を次世代に遺すための持続的利用の仕方や仕組みづくりを考える。海と陸のはざま――海辺.そこは古の時代からたくさんの生きものたちでにぎわい,多くの人たちが集っていた.しかし,現代は資源や環境をめぐって,さまざまなコンフリクトが生じる場でもある.美しい海辺をいつまでも遺すために,持続的な利用のしかたやしくみづくりについて学び,考え,そして伝える.
第1章 海辺を眺める――日本の沿岸域
第2章 海辺を計る――ミレニアム生態系評価と生態系サ-ビス
第3章 海辺に協(かな)う――管理と対話
第4章 海辺を訪(おとな)う――地域のパ-トナ-
第5章 海辺で学ぶ――環境教育の実践
第6章 海辺を語る――おさかなカフェの試み
第7章 海辺を繙(ひもと)く――経験から学ぶこと
第8章 海辺に問う――みんなで考える海の課題
第9章 海辺に食(は)む――緑のさかな
Leaning on the Coast: From Environmental Education to Social Learning
Midori KAWABE
川辺 みどり[カワベ ミドリ]
川辺 みどり
川辺みどり:東京海洋大学海洋科学部教授
内容説明
ゆたかな海を次世代へ。みんなで話し合い、考えながら、これからの海辺をつくっていく。「環境は大事なんだろうけど…」そう思う人たちへかかわる一歩を踏み出すために。
目次
第1章 海辺を眺める―日本の沿岸域
第2章 海辺を計る―ミレニアム生態系評価と生態系サービス
第3章 海辺に協う―管理と対話
第4章 海辺を訪う―地域のパートナー
第5章 海辺で学ぶ―環境教育の実践
第6章 海辺を語る―おさかなカフェの試み
第7章 海辺を繙く―経験から学ぶこと
第8章 海辺に問う―みんなで考える海の課題
第9章 海辺に食む―緑のさかな
著者等紹介
川辺みどり[カワベミドリ]
1961年山形県に生れる。1994年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。現在、筑波大学大学院環境科学研究科講師を経て、東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科教授、水産学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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