出版社内容情報
05年秋、絶滅したコウノトリを野生に戻す試験放鳥が行われた。その野生復帰までの過程を明らかにし、地域再生の試みを追う。
内容説明
日本の空に「里の鳥」がふたたび舞った。放鳥から一年…人々の「語り」に甦る里の暮らしに学び、自然と人間の新たなかかわりを創り直すプロジェクトが始まった。
目次
第1章 里の暮らす鳥
第2章 絶滅から復活へ
第3章 かかわりの復元
第4章 「ツル」がいた
第5章 「ツル」から「コウノトリ」へ
第6章 かかわりを創り直す
第7章 放鳥―そしてこれから
著者等紹介
菊地直樹[キクチナオキ]
1969年香川県生まれ。高松市、宇和島市で育つ。1999年創価大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。1999年姫路工業大学自然・環境科学研究所講師、兵庫県立コウノトリの郷公園研究員。現在、兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師、兵庫県立コウノトリの郷公園研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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