出版社内容情報
工学や生物学に現れる現象モデルを使って、微分方程式をわかりやすく解説したテキスト。
数学を道具として使う学生のために,振り子モデルや電気回路,捕食者?被捕食者モデルなど,工学や生物学で実際に現れる現象モデルをつかって,微分方程式についてわかりやすく解説したテキスト.シミュレーション結果も多数掲載し,視覚的にも理解を助ける.
第1章 機械系に現れる微分方程式
1 バネ?マス系/2 単振り子
第2章 電気工学に現れる微分方程式
1 RLC電気回路/2 自励発励――3極真空管のvan der Pol方程式
第3章 生物や生態系に現れる微分方程式――基礎編
1 個体成長モデル――ロジスティック方程式/2 蛾の幼虫の異常発生モデル/3 Lotola-Volterraの2種間競合モデル/4 捕食者?被捕食者モデル(その1)――Lotola-Volterraモデル/5 捕食者?被捕食者モデル(その2)――Rosenzweig-MacArthurモデル
第4章 生物や生態系に現れる微分方程式――発展編
1 感染症の数理モデル――Kermack-MaKendrickモデル/2 神経細胞の数理モデル――FittzHugh-Nagumoモデル/3 ロジスティック方程式からの発展/4 反応拡散モデル――Fisher-Kolmogorovモデル
補遺 1 用語の定義と基礎/2 楕円関数
【著者紹介】
野原 勉
野原 勉:東京都市大学知識工学部教授/東京大学大学院数理科学研究科客員教授
目次
第1章 機械系に現れる微分方程式(バネーマス系;単振り子)
第2章 電気工学に現れる微分方程式(RLC電気回路;自励発振:3極真空管のvan der Pol方程式)
第3章 生物や生態系に現れる微分方程式:基礎編(個体群成長モデル:ロジスティック方程式;蛾の幼虫の異常発生モデル;Lotka-Volterraの2種間競合モデル;捕食者‐被捕食者モデル(その1):Lotka-Volterraモデル
捕食者‐被捕食者モデル(その2):Rosenzweig-MacArthurモデル)
第4章 生物や生態系に現れる微分方程式:発展編(感染症の数理モデル:Kermack‐McKendrickモデル;神経細胞の数理モデル:FitzHugh‐Nagumoモデル;ロジスティック方程式からの発展;反応拡散モデル:Fisher-Kolmogorov方程式)
補遺(用語の定義と基礎;楕円関数)
著者等紹介
野原勉[ノハラベン]
現在、東京都市大学知識工学部教授。東京大学大学院数理科学研究科客員教授。工学博士。専門は大域解析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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