出版社内容情報
なるほど、そうだったのか! 数理や法則にもとづく厳密な物理理論と、現実の物理現象の直感的理解がうまく交差したとき、物理学の真の理解に到達する。丁寧な数式展開や宇宙物理学の視点も交えた豊富な事例など、熟読するほどに「活きた物理学」が身につく書。
内容説明
なるほど、そうだったのか!ニュートン力学から相対論に至る道筋のガイドブック。宇宙や原子核の研究における、豊富な事例。正確かつ定量的な図・グラフとていねいな数式展開。熟読するごとに「活きた物理学」が身につく書。
目次
第6章 相対論(共変ベクトルと反変ベクトル;ローレンツ変換とミンコフスキー時空;電磁気学の相対論的な表現;ニュートン力学の相対論的な修正;宇宙・原子核の研究における具体的な事例)
著者等紹介
牧島一夫[マキシマカズオ]
1949年、東京都生まれ。1974年、東京大学理学部卒業。宇宙科学研究所助手、東京大学理学部助教授、同大学大学院理学系研究科教授、同大学ビッグバン宇宙国際研究センター長(併任)、理化学研究所主任研究員(兼務)、同研究所グループディレクターなどを歴任。現在は、東京大学名誉教授、および同大学カブリ数物連携宇宙研究機構客員上級科学研究員。理学博士。2015年6月、第105回日本学士院賞を受賞、2022年4月、瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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