出版社内容情報
生物学を学ぶ学生にとって必須の生物実験を解説したテキストの改訂版.遺伝子増幅から電気泳動,顕微鏡観察,細胞分裂から植物の生殖,動物の初期発生,ザリガニやカエルの解剖,骨格筋の力学的性質など,17実験を詳細に解説する.付録には材料の入手方法や試薬の調整法なども詳述.
目次
第1編 生体物質(DNAと形質発現―大腸菌の生育とPCR法による遺伝子の増幅;電気泳動による光合成関連タンパク質の分離)
第2編 細胞の動的構造と機能(顕微鏡の操作と細胞の観察;体細胞分裂と減数分裂の観察;単細胞生物の構造と細胞小器官の機能―ゾウリムシの観察;繊毛運動と生体エネルギー―ゾウリムシの細胞モデル)
第3編 植物組織の構造と機能(植物の多様性と生殖(1)―クラミドモナスの接合
植物の多様性と生殖(2)―シダ植物の世代交代
植物の多様性と生殖(3)―テッポウユリの花粉管伸長
被子植物の維管束構造)
第4編 動物組織の構造と機能(動物の受精と初期発生(1)―ウニ
動物の受精と初期発生(2)―アフリカツメガエル
動物の諸器官の構造と機能(1)―フサカ幼虫の観察
動物の諸器官の構造と機能(2)―ザリガニの解剖
動物の諸器官の構造と機能(3)―ウシガエルの解剖(内臓)
動物の諸器官の構造と機能(4)―ウシガエルの解剖(脳・神経))
第5編 生体の運動(骨格筋の力学的性質)