草原生態学―生物多様性と生態系機能

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草原生態学―生物多様性と生態系機能

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130622257
  • NDC分類 468
  • Cコード C3045

出版社内容情報

世界の陸地の半分を占め、食料生産と環境保全の重要な生態系である草原。その保全と持続的利用のあり方を探る。

世界の食料生産と環境保全において重要な生態系である草原.生物多様性と生態系機能という生態学の最前線にふれながら,草原の保全と持続的利用をめざす草原生態学について解説する.生態学に加え,草地学や畜産学,環境科学にかかわる読者のための必携書.

はじめに

第1章 世界の草原・草地――その分類と利用
 1.1 草原・草地の分布と成因
 1.2 草原・草地の動植物
  コラム1.1 モンゴルの野生動物に迫る危機と保護活動
 1.3 草原・草地の生態系サービス
  コラム1.2 茶草場
  コラム1.3 景観生態学からみた草地ランドスケープの特徴
 1.4 牧畜による草原の利用
  コラム1.4 自然的価値の高い草地
 1.5 世界の草原・草地が直面する問題
  コラム1.5 「里山」の構成要素としての半自然草地の変容と現状

第2章 草原・草地の攪乱
 2.1 家畜行動からみたメカニズム(家畜スケール)
 2.2 放牧地空間からみたメカニズム(放牧地スケール)
  コラム2.1 空間的異質性の評価手法
 2.3 草原・草地に卓越するその他の攪乱

第3章 草原・草地の生物多様性
 3.1 生物多様性とは
 3.2 放牧圧と生物多様性の関係を説明する仮説
 3.3 放牧による生物への影響
  コラム3.1 機能的多様性

第4章 草原・草地の生態系機能
 4.1 生態系機能とは
 4.2 放牧による生態系機能への影響
  コラム4.1 放牧地生態系における降水量と放牧圧の生産性への影響――平衡概念と非平衡概念
  コラム4.2 生態系のフィードバック機構とレジリエンス

第5章 生物多様性と生態系機能
 5.1 生物多様性と生態系機能の関係
  コラム5.1 機能的冗長性
 5.2 草原・草地における生物多様性と生態系機能の関係の研究例
  コラム5.2 多様性による相補性効果と選択効果の切り分け
  コラム5.3 生物多様性と2次生産機能

第6章 これからの草原・草地生態学
 6.1 草原・草地における生物多様性と生態系機能の管理
 6.2 応用科学としての草原生態学の役割と課題

引用文献/索引

【著者紹介】
大黒 俊哉
大黒俊哉:東京大学大学院農学生命科学研究科教授

目次

第1章 世界の草原・草地―その分類と利用(草原・草地の分布と成因;草原・草地の動植物 ほか)
第2章 草原・草地の撹乱(家畜行動からみたメカニズム(家畜スケール)
放牧地空間からみたメカニズム(放牧地スケール) ほか)
第3章 草原・草地の生物多様性(生物多様性とは;放牧圧と生物多様性の関係を説明する諸説 ほか)
第4章 草原・草地の生態系機能(生態系機能とは;放牧による生態系機能への影響 ほか)
第5章 生物多様性と生態系機能(生物多様性と生態系機能の関係;草原・草地における生物多様性と生態系機能の関係の研究例)
第6章 これからの草原・草地生態学(草原・草地における生物多様性と生態系機能の管理;応用科学としての草原生態学の役割と課題)

著者等紹介

大黒俊哉[オオクロトシヤ]
1965年宮城県に生まれる。1990年東京大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科・教授、農学博士。専門は景観生態学、緑地保全学

吉原佑[ヨシハラユウ]
1979年東京都に生まれる。2009年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院農学研究科・助教、博士(農学)。専門は草地生態学

佐々木雄大[ササキタケヒロ]
1981年福岡県に生まれる。2009年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科・助教、博士(農学)。専門は生態系管理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。