出版社内容情報
本書はおもに理工系学部進学予定の大学1,2年を対象とした微積分法の演習書である.重要事項や定理を各章の最初にまとめ,基本的な例題からやや進んだ問題までを精選し,それぞれについてくわしい解説を付した.
目次
第1章 数列と極限(数列と極限;連続写像と連続関数;級数、関数項級数と整級数)
第2章 微分法(一変数関数の微分;多変数関数の微分;テイラー展開;極値;テイラー級数および初等関数;陰関数;条件つき極値;多様体)
第3章 積分法1〈一変数〉(積分の定義;積分の基本性質;可積分条件;微積分法の基本公式;広義積分;一様収束と項別微積分;パラメタを含む積分;Γ関数とΒ関数;曲線の長さ;面積・体積の計算;フーリエ級数)
第4章 積分法2〈多変数〉(重積分の定義と諸性質;広義重積分;変数変換;重積分の応用;曲線の長さ・線積分;表面積・面積分;グリーン・ガウス・ストークスの定理;微分形式とベクトル解析;複素ベクトル解析)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
元よしだ
6
図書館本のため 分析読み~~ いままで『杉浦さん本』はむずかしいと 思ってましたが 読まず嫌いでした 例題と演習問題量がすごい これ『実解析助け舟』など使ったら 理解もできる!? 中古で購入決定!! 2019/11/12
星野黒男
2
四人の先生による共著。演習はなかなか大変。例題のみでも充分だと思います。にしても金子先生と杉浦先生の解答の差に吹いた笑四章は深くやりたいと思ったら別のものを使った方が吉
さわら
1
一章まで。 ただ解くだけの問題ではなく、考えさせられる良問が多いです。 ただ、量も多く思い問題が多いので時間はかかります。 受験期にやる本ではなかった(笑) 受験が終わった後、地力上げにゆっくりやっていこうと思います。2012/09/08