高木貞治とその時代―西欧近代の数学と日本

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高木貞治とその時代―西欧近代の数学と日本

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  • サイズ B6判/ページ数 406,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130613101
  • NDC分類 410.21
  • Cコード C3041

出版社内容情報

『解析概論』などの多くの名著を残した世界的数学者、高木貞治の生涯と同時代を生きた様々な人間模様を緻密に描き出す。

世界的数学者高木貞治.彼はどのような道のりをたどり,類体論をはじめとする偉大な業績や数多くの名著を残したのか――近世から近代へと学問がダイナミックに変遷した時代を懸命に生きた,高木と彼をめぐる人びとの姿を鮮やかに描き出す.

プロローグ―日本の近代の星の時間に寄せる

第一章 学制の変遷とともに
一 菊池大麓の洋行
二 和算から洋算へ――高久守静の回想より
三 藤澤利喜太郎の帰朝
四 高木貞治と一色学校

第二章 西欧近代の数学を学ぶ
一 三高時代
二 帝国大学に学ぶ
三 藤澤セミナリー

第三章 関口開と石川県加賀の数学
一 洋算との邂逅
二 衍象舎の人々

第四章 西田幾多郎の青春

第五章 青春の夢を追って
一 クロネッカーの青春の夢
二 ドイツ留学
三 類体の理論
四 過渡期の数学

第六章 「考へ方」への道――藤森良蔵の遺産
一 「考ヘ方研究社」の創設まで
二 『高数研究』と日土大学
三 再生と終焉

附録
エピローグ―高木貞治をめぐる人びと
年譜 黎明期の日本と高木貞治の生涯

【著者紹介】
高瀬 正仁
高瀬正仁:九州大学基幹教育院教育実践部教授

内容説明

近世から近代へ―学問がダイナミックに変遷した時代を懸命に生きた、世界的数学者高木貞治と高木をめぐる人びとの姿を鮮やかに描く。

目次

第1章 学制の変遷とともに
第2章 西欧近代の数学を学ぶ
第3章 関口開と石川県加賀の数学
第4章 西田幾多郎の青春
第5章 青春の夢を追って
第6章 「考へ方」への道―藤森良蔵の遺産
附録

著者等紹介

高瀬正仁[タカセマサヒト]
1951年、群馬県勢多郡東村(現在、みどり市)に生まれる。現在、九州大学基幹教育院教授。専門は多変数関数論と近代数学史。平成20年、九州大学全学教育優秀授業賞受賞。2009年度日本数学会賞出版賞受賞。歌誌「風日」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MrO

1
江戸から明治にかけて、西洋数学がどのように受け入れらてきたかを、高木貞治をめぐる人々を中心に論じたもの。驚くべきは、その吸収の速さで、藤澤利喜太郎にしろ、関口開にしろ、現在の大学の理学部数学科で4年間かけて学ぶようなことを、わずかな間で自分のものとし、語学においても、英語、ドイツ語、フランス語を難なく使いこなしてしまっている。パイオニアの熱情に脱帽である。さらに、近代数学形成において、石川県のはたした役割の大きさを知り、驚いた。関口開一人の功績か。「青春の夢」を語れる時代に、嫉妬さえ抱く。2015/03/13

国士無双

0
◯ヒルベルトに師事し、東大で3人目の数学教授となった正に天才!あまり苦労した感がないところも天才ならでは2015/11/24

渓流

0
高木貞治の周りに生きたそれぞれの青春の夢。良くも悪くもノスタルジーですナ。2014/12/13

2n2n

0
日本の数学が和算から洋算へと舵をきる明治期を中心として国内外の数学事情を綴った大著。内容は、まあ、言ってしまえば趣味の世界。数学史に多少なりとも興味のある人でなければ通読は辛いのではないかと思う。2014/09/15

takao

0
ふむ2019/09/08

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