目次
第1章 ユビキタス情報社会基盤とはなにか(ユビキタス情報社会基盤とは;ユビキタスのテクノロジー ほか)
第2章 ユビキタス情報社会基盤の実際(ユビキタス場所情報システム;食品トレーサビリティシステム ほか)
第3章 セキュリティとプライバシー(ユビキタスの課題―セキュリティと個人プライバシー保護;ユビキタス時代における個人情報の法的保護と技術的保護 ほか)
第4章 ユビキタスの哲学(ユビキタスコンピューティングの思想;世界の散文―ユビキタス化する宇宙と人文知の未来 ほか)
第5章 展望(ユビキタス情報社会の実現に向けて;ユビキタスネットワーク社会の実現に向けて―パネルディスカッション)
著者等紹介
坂村健[サカムラケン]
1951年東京生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、工学博士。専攻はコンピュータ・アーキテクチャ(電脳建築学)。1984年からTRONプロジェクトのリーダーとして、新しい概念によるリアルタイム組込みコンピュータ体系TRONを構築して世界の注目を集める。現在、TRONは世界で最も使われている組込みOSとして、また新しいコンピュータの応用分野として注目されているユビキタスコンピューティングのためのアーキテクチャとして発展をとげている。さらにユビキタスコンピューティングについては、2004年より開始された東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」拠点リーダーを務めている。IEEEフェロー、IEEEゴールデンコアメンバー。IEEE、情報処理学会、電気通信学会などから論文賞。2001年第33回市村学術賞特別賞、2001年武田賞、2003年紫綬褒章、2004年大川賞、2005年産学官連携功労者内閣総理大臣賞、2006年学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。