出版社内容情報
完新世の環境変動史を、珪藻化石を中心に詳細に読み解く。日本近海を中心とした北太平洋の古海洋研究の成果を集大成。
日本近海を中心とした北太平洋の古海洋研究の成果を集大成．過去の生物生産や物質循環など，海洋古環境の復元に必要不可欠な「珪藻化石」を中心に海底試料を解析し，完新世の環境変動史を海水温変動と北半球の古気候変動とのリンケージとして読み解いていく．
【著者紹介】
小泉 格：北海道大学名誉教授
目次
第１章 珪藻古海洋学
第２章 深海掘削における珪藻古海洋学
第３章 完新世古海洋環境の復元
第４章 日本列島における気候変動
第５章 完新世の気候変動史
第６章 西暦年間の気候変動
第７章 太陽‐大気‐雪氷‐植生‐海洋の気候リンケージ
著者等紹介
小泉格［コイズミイタル］
１９３７年台湾省竹東に生まれる。１９６３年東北大学理学部地学第一学科卒業。１９６８年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、北海道大学名誉教授、理学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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