琉球列島の里山誌―おじいとおばあの昔語り

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琉球列島の里山誌―おじいとおばあの昔語り

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130603218
  • NDC分類 402.919
  • Cコード C3040

出版社内容情報

琉球列島に里山は存在したのか――生物多様性でよく知られる琉球列島には,かつて豊かな里山があった.そこに暮らす人びとはソテツ,アダンなどの植物をはじめ,さまざなな自然資源をたくみに利用していた.島々の多様な里山の姿を聞き取りにより鮮やかに復元した貴重な記録.

はじめに

第1章 琉球列島との出会い
1 琉球列島とはどこか
2 里山とはなにか
3 身近な自然とはなにか 
4 里山誌とはなにか

第2章 琉球列島の自然誌
1 琉球列島の生物相の成り立ち 
2 高島と低島
3 琉球列島の農耕と社会の歴史

第3章 琉球列島の里山
1 歌に見る自然と歴史 
2 南島のドングリ利用
3 沖縄島南部における稲作
4 沖縄島における稲作の減少
5 奄美諸島における稲作の減少
6 琉球列島の里山の構造

第4章 里山の多様性
1 タシマとバシマ 
2 沖縄島南部の里山
3 石垣島の里山 
4 繊維利用植物
5 ソテツの利用 
6 緑肥の分布 
7 琉球列島における魚毒漁 
8 魚毒漁の多様性
9 アダンの利用 
10 薪の利用から見た奄美諸島

第5章 里山の自然利用
1 木の実の利用から見た低島 
2 キノコの利用
3 タニシ・ドジョウの利用

第6章 里山の固有性
1 里山のつながり 
2 里山の固有性

おわりに

Natural History of Satoyama in the Ryukyu Archipelago
Mitsuru MORIGUCHI

盛口 満[モリグチ ミツル]
著・文・その他

目次

第1章 琉球列島との出会い
第2章 琉球列島の自然誌
第3章 琉球列島の里山
第4章 里山の多様性
第5章 里山の自然利用
第6章 里山の固有性

著者等紹介

盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県に生まれる。1985年千葉大学理学部生物学科卒業。自由の森学園中・高等学校の理科教員、沖縄の珊瑚舎スコーレの講師などを経て、沖縄大学人文学部こども文化学科教授。専門、植物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

32
「ソテツ地獄」という言葉が印象的。同じ島に暮らしていても地区であったり、情報の伝播や個人の資質であったり、同じ物を食べ、同じ遊びをしてるとは限らないと知った。昔は、「ジュゴン」さえも狩りの対象だったんだな。歌を節をつけて聞いてみたいと思った。2019/11/06

Hiroki Nishizumi

4
沖縄など南西諸島における地形風土、農業、植生など幅広く知識が付いた。著者は羨ましい人生を送っていると感じる。それでも里山という概念は最後まで馴染めなかった。他に適切な言葉は思いつかないのだが。2023/01/07

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