科学的助言―21世紀の科学技術と政策形成

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科学的助言―21世紀の科学技術と政策形成

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130603164
  • NDC分類 404
  • Cコード C3040

出版社内容情報

食品安全、地震予知、地球温暖化など、変動する時代の政策形成に科学をいかに反映させていくのか。その課題と展望を示す。近年,ますます多くの政策分野で科学的根拠に基づく助言が不可欠になり,関連の議論が世界的に進んでいる.食品安全,医薬品審査,地震予知,地球温暖化などの事例を紹介しつつ,科学と政治・行政のよりよい協働に向け,科学的助言の課題と今後の展望を示す.

序 章 現代社会と科学的助言



第I部 科学的助言の現状と論点

第1章 科学的助言者の役割

第2章 科学的助言のプロセスと原則

第3章 各国の科学的助言体制とグローバル化



第II部 科学的助言の事例

第4章 食品安全――リスク評価の独立性をめぐる課題

第5章 医薬品審査――多様なステークホルダーの関与

第6章 地震予知――科学の不確実性への認識と対応

第7章 地球温暖化――国際的な科学的助言体制の構築

第8章 科学技術イノベーション政策――強まるエビデンス志向



終 章 21世紀の科学技術の責務と科学的助言

特別寄稿 科学的助言における科学者の役割

有本 建男[アリモト タテオ]
有本 建男
有本建男:政策研究大学院大学教授/科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
佐藤 靖:科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー
松尾敬子:科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー

佐藤 靖[サトウ ヤスシ]
佐藤 靖
吉川弘之:東京大学名誉教授/科学技術振興機構特別顧問

松尾 敬子[マツオ ケイコ]

吉川 弘之[ヨシカワ ヒロユキ]

内容説明

近年、ますます多くの政策分野で科学的根拠に基づく助言が不可欠になり、関連の議論が世界的に進んでいる。食品安全、医薬品審査、地震予知、地球温暖化などの事例を紹介しつつ、科学と政治・行政のよりよい協働に向け、科学的助言の課題と今後の展望を示す。

目次

現代社会と科学的助言
第1部 科学的助言の現状と論点(科学的助言者の役割;科学的助言のプロセスと原則;各国の科学的助言体制とグローバル化)
第2部 科学的助言の事例(食品安全―リスク評価の独立性をめぐる課題;医薬品審査―多様なステークホルダーの関与;地震予知―科学の不確実性への認識と対応;地球温暖化―国際的な科学的助言体制の構築;科学技術イノベーション政策―強まるエビデンス志向)
21世紀の科学技術の責務と科学的助言
特別寄稿 科学的助言における科学者の役割

著者等紹介

有本建男[アリモトタテオ]
政策研究大学院大学教授、科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー、国際高等研究所副所長、OECD科学的助言プロジェクト共同議長、国際連合持続可能な開発のための2030年アジェンダ科学技術イノベーション・フォーラムメンバー。1948年生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。科学技術庁政策課長、内閣府大臣官房審議官、文部科学省科学技術・学術政策局長、科学技術振興機構社会技術研究開発センター長などを経て現職

佐藤靖[サトウヤスシ]
科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー。1972年生まれ。東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。ペンシルバニア大学科学史・科学社会学科博士課程修了。PhD。科学技術庁、日本学術振興会特別研究員PD、政策研究大学院大学助教授などを経て現職

松尾敬子[マツオケイコ]
科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー。1976年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了。博士(理学)。東京大学ERATO研究員、日本学術振興会特別研究員RPD、消費者庁などを経て現職

吉川弘之[ヨシカワヒロユキ]
東京大学名誉教授、科学技術振興機構特別顧問。1933年生まれ。東京大学工学部精密工学科卒業。工学博士。東京大学工学部教授、東京大学総長、日本学術会議会長、日本学術振興会会長、放送大学学長、国際科学会議会長、産業技術総合研究所理事長、科学技術振興機構研究開発戦略センター長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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zoe

22
科学は専門的な見地を提示し、政治は決断する。例えば地震や気候というものは科学だけで問題解決できない。相互に理解を深める必要がある。一方、科学に政治が介入し捻じ曲げるようなことは、悪い事。以下メモです。BSE。ラクイラ地震における科学者の法的責任。COI。「Science for policy」と「Policy for science」。イノベーション政策のための科学。2021/05/05

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