出版社内容情報
海辺――それは海と陸が出会う場所である.大都市臨海部をフィールドに,都市計画,生態学,環境政策などさまざまな視点から海辺と人間の関係をとらえなおす.生活の場としての美しい海辺をふたたび現代社会に取り戻そうとする自然再生の試み.
目次
第1部 海辺という場所(海辺のトポス;海辺―すみかの原型)
第2部 海辺のなりたち(東京湾―渚の自然と再生;川がつくる海;海から吹く風)
第3部 海にひらかれた都市(陸と海をつなぐ都市のかたち;海辺とかかわるための仕組―三番瀬円卓会議の経験と教訓;海・まち育てのすすめ―自然再生の市民参加と都市計画制度)
著者等紹介
小野佐和子[オノサワコ]
1949年福岡県に生まれる。1974年千葉大学大学院園芸学研究科造園学専攻修士課程修了。現在、千葉大学園芸学部教授、農学博士
宇野求[ウノモトム]
1954年東京都に生まれる。1984年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。現在、建築家/千葉大学工学部教授、工学博士
古谷勝則[フルヤカツノリ]
1963年茨城県に生まれる。1991年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。現在、千葉大学大学院自然科学研究科助教授、学術博士
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