Natural history<br> トンボの生態学

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トンボの生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130601962
  • NDC分類 486.39
  • Cコード C3045

出版社内容情報

身近な昆虫――トンボをテーマに生態学の基礎から応用まで統合的に解説。絶滅危惧種の保全についての実践例も紹介。

身近な昆虫――トンボ.興味深いその生活史の特徴にふれながら,行動生態学,群集生態学,保全生態学など生態学の主要な分野ごとに詳述.トンボをとおして生態学の基礎から応用まで統合的な視点で書き下ろす.さらに,絶滅危惧種の保全について実践例を紹介.

はじめに

第1章 生態学における蜻蛉目――教科書の中のトンボ
 1.1 学問の出発
 1.2 個体群
 1.3 数理モデル
 1.4 適応戦略
 1.5 種間関係
 1.6 多様性と絶滅

第2章 習性学――多様な生き方
 2.1 生活環
 2.2 卵と幼虫
 2.3 成虫の振る舞い
 2.4 雄と雌
 2.5 寿命

第3章 生理生態学――環境への適応
 3.1 非生物的環境要因
 3.2 体温調節
 3.3 光環境
 3.4 蔵卵数
 3.5 耐塩性
 3.6 摂食の生理学

第4章 行動生態学――種内関係
 4.1 性選択
 4.2 なわばり制
 4.3 産卵
 4.4 精子競争
 4.5 多型

第5章 個体群生態学――数の変動
 5.1 生活史戦略
 5.2 分布構造
 5.3 個体群動態
 5.4 移動・分散

第6章 群集生態学――食う-食われる関係
 6.1 群集構造
 6.2 優占種
 6.3 餌

第7章 景観生態学――生息環境のレベル観
 7.1 複合生態系
 7.2 里山
 7.3 水田
 7.4 プール・人工池

第8章 保全生態学――自然の恵み
 8.1 人為の影響
 8.2 進入と帰化
 8.3 ミチゲーション

第9章 蜻蛉目の生態学――トンボの存在意義
 9.1 教材としての蜻蛉目
 9.2 研究としての蜻蛉目
 9.3 心の中の蜻蛉目

引用文献/おわりに/事項索引/生物名索引

【著者紹介】
渡辺 守
渡辺 守:筑波大学大学院生命環境科学研究科教授/三重大学名誉教授

目次

第1章 生態学における蜻蛉目―教科書の中のトンボ
第2章 習性学―多様な生き方
第3章 生理生態学―環境への適応
第4章 行動生態学―種内関係
第5章 個体群生態学―数の変動
第6章 群集生態学―食う‐食われる関係
第7章 景観生態学―生息環境のレベル観
第8章 保全生態学―自然の恵み
第9章 蜻蛉目の生態学―トンボの存在意義

著者等紹介

渡辺守[ワタナベマモル]
1950年東京都に生まれる。1978年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。1994年三重大学教育学部教授。2002年筑波大学生物科学系教授。現在、筑波大学生命環境系教授、三重大学名誉教授、農学博士。専門は動物生態学―トンボやチョウの生活史戦略などの保全生態学的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。