Natural history<br> ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学

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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130601894
  • NDC分類 489.58
  • Cコード C3045

目次

第1章 ニホンカワウソと人間の関係史―古くからのつきあい
第2章 カワウソという生きもの―形態・分類・生態
第3章 日本のカワウソ―絶滅の過程をさぐる
第4章 韓国のカワウソ―自然保護の象徴種へ
第5章 世界のカワウソ保全活動―教育と啓発
第6章 再導入を考える―教訓に学ぶ

著者等紹介

安藤元一[アンドウモトカズ]
1950年大阪府に生まれる。1973年国際基督教大学教養学部卒業。1985年九州大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、東京農業大学農学部准教授、農学博士。専門は動物生態学・湿地保全学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yamakujira

6
ニホンカワウソの絶滅の過程を振り返り、絶滅の原因をさぐり、他国の現在の保全活動を見る。ニホンカワウソの絶滅の原因は複合的だけれど、大雑把に言えばハード面では戦争と高度成長、ソフト面では無関心と無理解だったんだなぁ。もうちょっとがんばってくれてたら、と悲しみで胸が一杯になるものの、加害者の人間側としては悲しむよりも反省しなければ。他国の現状は羨ましい一方で、むなしくもあるね。2008年刊行、ニホンカワウソの現状はこれから何年たっても「絶滅」のままだと思うと、日本人の罪深さを思い知るな。 (★★★☆☆)2016/07/17

サメ社会学者Ricky

1
少しだけ古い本だが、ニホンカワウソがどのような動物だったか、民俗の中でどういう存在だったか、絶滅の経緯から何を学べるか、他国でのカワウソ保護はどのようになっているか、様々なことを学べる良書。「カワウソが好き」という声はよく聞くが、本当に好きならばよく知らずに「可愛い→飼いたい」となるのではなく、このような本を読んで学んで欲しいところ。2020/07/17

くろじら

1
日本のカワウソに関する民俗から,絶滅前に愛媛,高知などで見られたカワウソの記録,保護活動などをまとめた上で,海外におけるカワウソ類の生息状況や保全の現状を述べている本.国内外の保全活動については,著者が見聞きした印象が多く語られていて,主観的な記述だがリアリティがある.それにしても,日本におけるカワウソの保護は完全な手遅れであったし,海外での保全事例を見ると,わずかであっても個体群が残っていなければ,本当にどうしようもないと感じる.絶滅した動物は二度と帰ってこないことを痛感する本である.2016/10/17

たろやま

1
かわうそファンなので読んだ.2016/07/18

tama_lion

0
カワウソ好き必読。最後の一押しは密猟でも水質汚染でも開発でもなく連携不足?あまりにお粗末で泣けてくる。愛媛の保護への関心が高知にタイムラグなく伝わってれば絶滅は避けられたのかも。韓国がうらやましいー2011/08/18

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