出版社内容情報
外国人労働者の労働現場に丹念なフィールドワークを行ない、さらにさまざまな理論を駆使して日系外国人をとりまく世界を描き出す。
目次
外国人雇用の実態と社会的無関心
第1部 越境する人びとをとらえる論理(グローバル化と労働市場改革;ブローカーの社会学―ピンポイント移住と「地域労働市場」;労働市場と生活様式の相補性;外国人の労働市場はどうして分断されるのか;産業組織のなかの外国人労働者)
第2部 越境する労働者と日本(契約の時代と日系人労働者;産業再編と地域労働市場;在日ブラジル人の労働市場;日系人労働市場のミクロ分析)
第3部 経済社会と法社会の分裂(総合デカセギ業の誕生;在留特別許可の法社会学)
著者等紹介
丹野清人[タンノキヨト]
1999年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。2002年東京都立大学人文学部講師。現在、首都大学東京都市教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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