出版社内容情報
働く女性の増大をはじめとして,女性の社会参加は確かに進んでいる.しかしこうした動きは,「男性優位社会日本」に風穴をあけることになるのだろうか.ジェンダーをキーワードとして,日本社会の現実分析に本格的に取り組む.
内容説明
日本社会のアクチュアルな分析、人間的な価値、総合的な視野、21世紀のグローバル・スタンダードへ、社会形成へのオルタナティブな視角。
目次
1 総論 ジェンダー研究の現段階
2 社会構造の変動とジェンダー関係
3 ジェンダー関係と社会政策
4 ジェンダー統計の現状と課題
5 女の仕事と男の仕事
6 ジェンダーの「社会化」
7 家族ケアリングをめぐるジェンダー関係
8 女たちの市民運動とエンパワーメント