出版社内容情報
自分の意識、他者の存在、世界のありかたに気づき、感じる心をもつこと。障害をもつ子の教育に関わってきた著者が易しく解きおこす。
内容説明
こころの襞の解きほぐし―子どものかすかな動きが告げる世界の豊かさに気づくこと。現象学の視点から教育現場に長年関わってきた著者が、そのエッセンスをやさしく説く。
目次
第1章 認識から感情へ
第2章 意識の微妙な在り方について―サルトルから学ぶ
第3章 他者との直接的関係について―ブーバーから学ぶ
第4章 身体の感受性について―メルロ‐ポンティから学ぶ
第5章 物の現われについて―ハイデッガーから学ぶ
第6章 気分と多数の他者との関係について―フッサールから学ぶ
著者等紹介
中田基昭[ナカダモトアキ]
1948年東京に生まれる。1974年東京大学教育学部卒業。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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