まちづくりとしての地域包活ケアシステム―持続可能な地域共生社会をめざして

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まちづくりとしての地域包活ケアシステム―持続可能な地域共生社会をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130511421
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C3036

出版社内容情報

少子高齢化や人口減少が進むなか,人々が住みなれた地域で自分らしく暮らしていくための総合的なまちづくりとは.柏,富山,横浜,高知,山形,五島での先進的な事例を紹介し,産業,医療,交通,住宅,コミュニティの視点から地域共生社会を展望する.

推薦のことば(中島正弘)
推薦のことば(和泉洋人)
監修のことば(辻 哲夫)
はじめに(田城孝雄・内田 要)

第I部 先進事例にまなぶ
第1章 い・しょく・じゅうで支えるまちづくり:柏プロジェクトからの報告(辻 哲夫・飯島勝矢)
1 はじめに
2 ケア思想の変遷と地域包括ケア
3 在宅医療の重要性
4 柏プロジェクト
5 おわりに

第2章 路面電車によるコンパクトシティ:富山市の高齢化対策(森 雅志)
1 都市の課題
2 公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり
3 富山港線の路面電車化(日本初の本格的LRT)
4 LRTネットワークの展開
5 持続可能な都市経営をめざして
6 まちの総合力を高めるには

第3章 いつまでも自分らしく過ごせるまちづくり:横浜市青葉区の地域包括ケアシステム事例と考察(大石佳能子)
1 はじめに
2 横浜市青葉区の取り組み
3 ファクトの共有
4 ベストプラクティスの共有
5 課題の解決
6 今後の課題
7 「在宅医療・介護連携推進事業の通信簿」

第4章 中山間の小さな拠点:高知県の集落活動センター(中村 剛・樋口裕也)
1 はじめに
2 高知県の中山間地域の現状
3 高知県の中山間対策
4 集落活動センター
5 持続可能な中山間地域の実現に向けて

第5章 病院の再編・統合と地域づくり:山形県における取り組み(村上正泰)
1 はじめに
2 山形県における病院の再編・統合
3 日本海総合病院における機能集約の効果と地域へのメリット
4 病院の再編・統合の課題と限界:「ダウンサイジング」と「地域包括ケアシステム」
5 おわりに

第6章 地域での調剤情報共有とデータ二次利用:長崎県五島市の取り組み(山口典枝)
1 費用対効果の高いシステムの構築
2 取り組みの成果と課題
3 データ利活用の推進
事例紹介:地域医療介護連携のための「在宅クラウド浦安方式」

第II部 持続可能な地域づくり
第7章 持続可能な地域経済の実現:岡山県真庭市の木質バイオマス利活用(中村聡志)
1 はじめに
2 地域経済の構造
3 地域での産業創出の事例:岡山県真庭市の木質バイオマス利活用
4 おわりに

第8章 持続可能な地域を支える医療・介護(田城孝雄)
1 住む・暮らす
2 人口減少社会に入った日本
3 総合計画としての地域包括ケアシステム 医食住モデル
4 地域・コミュニティづくり
5 持続可能性の追求

第9章 公共交通を守り,育てる(加藤博和)
1 地域を守るために公共交通をつくる
2 公共交通は網になることで地域をしっかりと支える
3 公共交通再生は地域再生に不可欠な要素
4 時流に乗り遅れた公共交通システムの革新が急務
5 地域における「一所懸命」の体制がよりよい公共交通を生み出す
6 公共交通は地域再生の先頭を走り続ける

第10章 地域に根差した新たな住宅政策の展開:住宅地と空き家の未来と近居(吉田友彦)
1 はじめに
2 問題の所在
3 空き家の地理的分布と発生要因
4 戸建て住宅地における近居促進
5 まとめ:親子近居支援制度への提言

第11章 実践コミュニティの形成:宮崎文化本舗のネットワークと熊本宮原の子ども記者クラブ(根岸裕孝)
1 はじめに
2 地域における「学習」と実践コミュニティ
3 文化とネットワークによる地域再生:宮崎文化本舗
4 熊本県旧宮原町における人材育成事業と学びの地域づくり
5 おわりに:地域における実践コミュニティの取り組みと地方創生の可能性

座談会 人々の暮らしを地域で守る(内田 要・加藤博和・田城孝雄・辻 哲夫)
付録 地域活性化,地域再生,地方創生,持続可能社会への潮流(田城孝雄)

[執筆者一覧]
辻 哲夫(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授)
田城孝雄(放送大学大学院文化科学研究科教授)
内田 要(元内閣官房地域活性化統合事務局長・不動産協会副理事長専務理事)
飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構教授)
森 雅志(富山市長)
大石佳能子(株式会社メディヴァ代表取締役)
中村 剛(高知県中山間振興・交通部副部長)
樋口裕也(高知県中山間振興・交通部中山間地域対策課チーフ)
村上正泰(山形大学大学院医学系研究科教授)
山口典枝(メディカルアイ株式会社代表取締役)
中村聡志(政策研究大学院大学教授)
加藤博和(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
吉田友彦(立命館大学政策科学部教授)
根岸裕孝(宮崎大学地域資源創成学部准教授)

Community Development and the‘Integrated Community Care System’: Toward Sustainable Regional Cohesive Societies
Tetsuo TSUJI, Supervisor
Takao TASHIRO and Kaname UCHIDA, Editors

辻 哲夫[ツジ テツオ]
監修

田城 孝雄[タシロ タカオ]
編集

内田 要[ウチダ カナメ]
編集

内容説明

少子高齢・人口減少社会における総合的なまちづくり。産業、医療、交通、住宅、コミュニティ。

目次

第1部 先進事例にまなぶ(い・しょく・じゅうで支えるまちづくり:柏プロジェクトからの報告;路面電車によるコンパクトシティ:富山市の高齢化対策;いつまでも自分らしく過ごせるまちづくり:横浜市青葉区の地域包括ケアシステム事例と考察;中山間の小さな拠点:高知県の集落活動センター;病院の再編・統合と地域づくり:山形県における取り組み;地域での調剤情報共有とデータ二次利用:長崎県五島市の取り組み)
第2部 持続可能な地域づくり(持続可能な地域経済の実現:岡山県真庭市の木質バイオマス利活用;持続可能な地域を支える医療・介護;公共交通を守り、育てる;地域に根差した新たな住宅政策の展開:住宅地と空き家の未来と近居;実践コミュニテイの形成:宮崎文化本舗のネットワークと熊本宮原の子ども記者クラブ)
座談会 人々の暮らしを地域で守る
付録 地域活性化、地域再生、地方創生、持続可能社会への潮流

著者等紹介

辻哲夫[ツジテツオ]
東京大学高齢社会総合研究機構特任教授。1971年、東京大学法学部卒業、厚生省入省。厚生労働審議官、厚生労働事務次官、田園調布学園大学教授、東京大学高齢社会総合研究機構教授などを経て、2011年より現職

田城孝雄[タシロタカオ]
放送大学大学院文化科学研究科教授(医学博士)。1984年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部助手、ミシガン大学消化器内科研究員、東京大学医学部附属病院助手、日本医師会総合政策研究機構主任研究員、順天堂大学教授などを経て、2016年より現職

内田要[ウチダカナメ]
元内閣官房地域活性化統合事務局長・不動産協会副理事長専務理事。1978年、東京大学法学部卒業、建設省(現国土交通省)入省。都市再生機構副理事長、内閣官房地域活性化統合事務局長、内閣府地方創生推進室長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部地域活性化総括官を経て、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スミレ雲

1
【図書館本】借りたけど、あまり読まず終わった。2019/10/05

Kouhei Aoi

1
これからの日本の構想について、とても参考になった。事例もしっかりしている。2019/02/01

すのす

0
地域包括ケアの事例集と、簡単な理論。医療介護だけではなくて、住宅政策やまちづくり、公共交通インフラ、コミュニティの取り組みも取り扱っていて、偏らないところが良い点。国交省OBも編集に関与しており、座談会を読んでもうまくマッチしてる。論点が広ければ必然的に深掘りはできないが、各地で実践するにあたり他所の事例は本当に参考でしかないので、最後はプリンシプルをハッキリさせながら、自分らで悩んで決めていくしかない。出版されて4年経つが、状況に進歩があまりないのが悲しいところ。考えねばならない。2021/04/23

030314

0
スマートシュリンク 撤退と再結集を繰り返しながら賢く縮小していくこと。木下藤吉郎、徳川家康の「金ケ崎の退き口」に通じるもの、とのこと。人口減少・高齢化が進む中、地方都市ではコンパクトな街づくりが重要、という視点(コンパクトシティー+ネットワーク)に立って各地方都市での試みを書いたもの。自分の地域でなにが起こっているかを知るには、読んでおくとためになりそう。2018/03/21

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