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出版社内容情報
メディアについての議論百出諸説紛紛。ベンヤミン、マクルーハン、ボードリヤール、エーコ、マクロビー、キットラー、マノヴィッチ、ラマール、ホイ……。彼ら/彼女らがメディアに関して紡いだ思考の核心を浮かび上がらせる。第一線で活躍するメディア研究者が執筆するメディア論を知り学ぶための最強テキスト。?? ?
内容説明
メディアについての議論百出諸説紛紛。最強テキストふたたび今度はメディア論。
目次
1 メディア論の目覚め(ガブリエル・タルド―モナド論からメディア論へ;ヴァルター・ベンヤミン―媒質から複製技術メディアへ;テオドール・W・アドルノ―同一化と抵抗の弁証法;レイモンド・ウィリアムズ―テレビのフォームとフォーメーション;マーシャル・マクルーハン―メディア論の発見者)
2 メディア論の展開(ジャン・ボードリヤール―モノの記号論からメディアのシミュラークル論へ;ウンベルト・エーコ―偶然からのメディア論!?;スチュアート・ホール―イデオロギー分析としてのメディア論へ;アンジェラ・マクロビー―フェミニスト・カルチュラル・スタディーズの広がる領野;レイ・チョウ―眼差す力とメディア;フェリックス・ガタリ―Machine=「機械」の思想;フランコ・ベラルディ(ビフォ)―アウトノミア運動と自由ラジオ
ポール・ヴィリリオ―メディア技術の速度)
3 デジタルのメディア論(フリードリヒ・キットラー―メディアの系譜学と技術への問い;ベルナール・スティグレール―“アテンション”からのメディア哲学;マーク・B・N・ハンセン―テクノロジーと身体の媒介者;レフ・マノヴィッチ―デジタル文化のメディア論;アレクサンダー・ギャロウェイ―脱中心化以後のコントロールはいかに作動するのか;マシュー・フラー―ソフトウェア・スタディーズを組織するメディア実践者)
4 メディア論の最前線(トーマス・ラマール―アニメを通して思考するメディアの理論化;ヘンリー・ジェンキンズ―媒介される文化;ロザリンド・ギル―変容し続けるメディア・ランドスケープと女性性;サラ・バネット=ワイザー―メディア文化と両義性の政治;ジョディ・ディーン―メディア論と左翼政治の交点に立つコミュニスト政治学者;エルキ・フータモ/ユッシ・パリッカ―メディア考古学はどこへ向かうか;ブライアン・マッスミ―〈不安/恐れ〉とテクノロジー;ユク・ホ―:宇宙技芸の多様性)
著者等紹介
伊藤守[イトウマモル]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。