内務省の社会史 (増補版)

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内務省の社会史 (増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 712p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130501941
  • NDC分類 317.21
  • Cコード C3036

出版社内容情報

大久保利通による創設以来,戦後GHQによる解体まで74年,内務省は「役所のなかの役所」として,日本の内政に君臨した.政治家や官僚たちの社会的行為の輻輳のうちに,警察,地方行財政,国土,衛生,労働,宗教の諸領域で,近代国家建設の栄光と悲惨を描く.初版2007年の増補版.

序章 主題と方法 
第一章 内務省前史
第二章 内務省の創出
第三章 内務省の確立
第四章 内務省の発展(一) 
第五章 内務省の発展(二)
第六章 内務省の凋落 
第七章 内務省の解体
あとがき
内務省再説のために――増補版のためのあとがきにかえて(対談:副田義也・藤村正之)

A Social History of the Ministry of Home Affairs in Modern Japan[Revised Edition]
Yoshiya SOEDA

副田 義也[ソエダ ヨシヤ]
著・文・その他

内容説明

戦後GHQによる解体まで、74年の長きにわたり「役所のなかの役所」として日本内政に君臨した内務省。政治家や官僚たちの社会的行為の輻輳のうちに、近代国家建設の歩みとその帰結を描きだす。巻末に著者と藤村正之氏による対談を増補。

目次

序章 主題と方法
第1章 内務省前史―1867.12.9‐1873.11.9
第2章 内務省の創出―1873.11.10‐1885.12.22
第3章 内務省の確立―1885.12.22‐1901.6.2
第4章 内務省の発展(一)―1901.6.2‐1918.9.29
第5章 内務省の発展(二)―1918.9.29‐1932.5.26
第6章 内務省の凋落―1932.5.26‐1945.9.2
第7章 内務省の解体―1945.9.2‐1947.12.31

著者等紹介

副田義也[ソエダヨシヤ]
1934年東京都に生れる。1957年東京大学文学部卒業。1959年東京大学大学院社会科学研究科修士課程修了。1977年筑波大学社会科学系教授。1999年金城学院大学現代文化学部教授。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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papahaba

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明治維新から戦後まで、近代国家形成の為、欧米を先例とした統治制度の確立を史実・主要アクターの背景・行動も踏まえて見通した良書。内務省=特高に代表される悪の国家管理というイメージがあるが、社会保障・治水・土木、警察、衛生管理導入等、現代にも繋がる日本行政の形を作ってきた実態を理解できた。日本の近代史。2023/07/30

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