出版社内容情報
現代社会が直面する課題にアプローチする社会学の学問的営みのあるべき姿を提唱し、社会学的理論の再構築をめざす新たな挑戦。
現代社会の危機に,社会学はどのように応えることができるのか.ヴェーバー,デュルケム,シュッツなどの社会学方法論を検討しながら,現代社会が直面する課題にアプローチする学問的営みのあるべき姿を提唱し,社会学理論の再構築をめざす新たな挑戦.
1章 リスク社会における事実性と反照性
2章 社会的事実とは何か
3章 理念型という方法――ヴェーバーの「客観性」戦略
4章 シュッツにおける「客観性」の意味
5章 理解社会学の理論仮説――行為者と観察者
6章 弱い合理性の理論――強い合理性でも限定合理性でもなく
7章 階級の幻想
8章 公共社会学の理論構想
9章 事実/価値二分法の真実
10章 社会は反照的共同性からなる――社会学の方法的立場
【著者紹介】
盛山 和夫
盛山和夫:関西学院大学社会学部教授
内容説明
少子高齢化、社会保障の危機、グローバリゼーション、環境と科学技術リスク、格差と貧困―。社会学が取り組むべき現代的課題は数限りなく存在する。しかし、そもそも社会学的方法の特質とその意義はどこにあるのか?社会学理論の再構築をめざす新たな挑戦。
目次
1章 リスク社会における事実性と反照性
2章 社会的事実とは何か
3章 理念型という方法―ヴェーバーの「客観性」戦略
4章 シュッツにおける「客観性」の意味
5章 理解社会学の理論仮説―行為者と観察者
6章 弱い合理性の理論―強い合理性でも限定合理性でもなく
7章 階級の幻想
8章 公共社会学の理論構想
9章 事実/価値二分法の真実
10章 社会は反照的共同性からなる―社会学の方法的立場
著者等紹介
盛山和夫[セイヤマカズオ]
1948年鳥取県生まれ。1978年東京大学大学院社会学研究科博士課程退学。北海道大学文学部助教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、関西学院大学社会学部教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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