都市とモダニティの理論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 272,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130501507
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C3036

出版社内容情報

都市の高層建築や高速交通に象徴される発展基調のモダニティは過去のものとなったのか。日本都市社会学が達成した射程を見極めつつ、都市の理論をトータルに再審する。,

内容説明

本書は、近代都市の“いま”を見つめながら、都市社会学、より厳密にいえば都市社会理論のモダニティの位相を浮き彫りにし、その転回の方向を見定めようとするものである。

目次

都市とモダニティへの視座をもとめて
1 モダニティと都市社会学の再審(時間・空間・モダニティ;都市社会学とモダニティの地平;新都市社会学から空間論へ)
2 グローバル化と都市の位相(都市のIT化のゆくえ;ガバナンスと都市・市民社会;グローバル化と地方都市―東北都市を中心として;世紀転換期と東北社会;町内会論―コミュニティ形成論における近代認識)
3 日本都市社会学とモダニズム(二〇世紀・東京・磯村都市社会学;奥井復太郎の内生思考;島崎稔の「都市の社会科学」とモダニズム)
二一世紀都市像のゆくえ

著者等紹介

吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年徳島に生れる。1977年慶応義塾大学大学院博士課程修了。1980年立命館大学産業社会学部助教授。1987年神奈川大学外国語学部教授。現在、東北大学大学院文学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。