健康政策の経済分析―レセプトデータによる評価と提言

個数:

健康政策の経済分析―レセプトデータによる評価と提言

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 19時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130461207
  • NDC分類 498.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

数々のミクロデータをもとに、急速に進む高齢化に対応するための地域医療と地域看護の政策立案と評価方法を構築する。地域の特徴に根ざした医療・介護政策の立案と実施は,健康長寿社会の実現に不可欠である.本書は,福井県の協力のもと,個人のサービス利用・特定健診情報を総合的に把握するビッグデータを構築し,根拠に基づく健康政策の立案をめざす視座を提示する.

序 章 根拠に基づく健康政策(EBHP)に向けて



第I部 費用構造の解明

第1章 医療費・介護費の集中度と持続性

第2章 死亡前1年間の医療費・介護費       

第3章 高齢者の社会的入院:介護保険導入後に減少したか

第3章補論 連続入院期間から定義した「社会的入院」規模の推計



第II部 政策効果の分析

第4章 通所リハビリテーションの提供体制:介護費への影響

第5章 介護予防給付:状態像への影響

第6章 特定健診・特定保健指導:「平均への回帰」への対処



第III部 政策立案の支援

第7章 国民健康保険の財政予測 

第8章 これからの健康政策への提言



補 論 プログラム評価の計量経済分析



参考文献

初出一覧

索引



Economic Analysis of Health Policy: Evidence and Suggestions from Social Insurance Claims Data

Yasushi IWAMOTO, Wataru SUZUKI, Ryoko MOROZUMI and Michio YUDA



岩本 康志[イワモト ヤスシ]
岩本 康志
岩本康志:東京大学大学院経済学研究科教授
鈴木 亘:学習院大学経済学部教授

鈴木 亘[スズキ ワタル]
鈴木 亘
両角良子:富山大学経済学部准教授
湯田道生:中京大学経済学部准教授

両角 良子[モロズミ リョウコ]

湯田 道生[ユダ ミチオ]

目次

根拠に基づく健康政策(EBHP)に向けて
第1部 費用構造の解明(医療費・介護費の集中度と持続性;死亡前1年間の医療費・介護費;高齢者の社会的入院―介護保険導入後に減少したか;連続入院期間から定義した「社会的入院」規模の推計)
第2部 政策効果の分析(通所リハビリテーションの提供体制―介護費への影響;介護予防給付―状態像への影響;特定健診・特定保健指導―「平均への回帰」への対処)
第3部 政策立案の支援(国民健康保険の財政予測;これからの健康政策への提言)
プログラム評価の計量経済分析

著者等紹介

岩本康志[イワモトヤスシ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1984年京都大学経済学部卒業、1986年大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。1991年大阪大学より経済学博士取得。大阪大学社会経済研究所助手、同経済学部講師、京都大学経済研究所助教授、一橋大学大学院経済学研究科教授を経て、2005年から現職。主要著作『社会福祉と家族の経済学』東洋経済新報社、2001年(編著、第3回NIRA大来政策研究賞)

鈴木亘[スズキワタル]
学習院大学経済学部教授。1994年上智大学経済学部卒業、2000年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。2001年大阪大学より博士(経済学)取得。大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授、東京学芸大学教育学部助教授、学習院大学経済学部准教授等を経て、2009年から現職。主要著作『生活保護の経済分析』東京大学出版会、2008年(共著、第51回日経・経済図書文化賞)、『だまされないための年金・医療・介護入門:社会保障改革の正しい見方・考え方』東洋経済新報社、2009年(第9回日経BP・BizTech図書賞、政策分析ネットワーク・第1回政策分析ネットワーク賞(奨励賞))

両角良子[モロズミリョウコ]
富山大学経済学部准教授。1998年北海道大学経済学部卒業、2003年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2007年東京大学より博士(経済学)取得。富山大学経済学部講師を経て、2008年から現職

湯田道生[ユダミチオ]
中京大学経済学部准教授。2002年横浜国立大学経済学部卒業、2007年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了・博士(経済学)取得。中京大学経済学部講師を経て、2010年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hurosinki

5
第I部 費用構造の解明 〈第1章 医療費・介護費の集中度と持続性〉 ①医療費は集中度が高く、上位10%が全体の約6割を占めるが、介護は上位10%で約3割と集中度はやや低い。②生存サンプルを分析すると、医療費は平均への回帰が見られるが、介護は逆に高い介護費が持続する傾向がある。③医療/介護費はそれぞれ入院/介護施設入所者で高いが、これらの高額の医療(介護)費を使う個人は介護(医療)費を使わない傾向がある。そのため上位の分布で医療/介護費に負の相関が見られるが、それらを除くと無(弱い正)相関になる 2023/04/23

こずえ

1
福井県の大規模なデータから医療政策が提言されており一読の価値はあった。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11247027
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。