ブレイクスルーへの思考―東大先端研が実践する発想のマネジメント

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ブレイクスルーへの思考―東大先端研が実践する発想のマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130430371
  • NDC分類 504
  • Cコード C1034

出版社内容情報

東大先端研で活躍する知のトップランナー11人の仕事から、開発・企画・営業の現場で役立つ問題解決のヒントを探る。最先端の研究現場で活躍する研究者たちは,いかにブレイクスルーを起こしてきたか.日常の仕事や生活でぶつかる壁を打ち破るための発想法・研究法を,一線で活躍する11人へのインタビューから探っていく.開発・企画・営業の現場で役立つヒント満載の一冊.

はじめに(神崎亮平)  

I ブレイクスルーへの視点

 人がやらないことこそ面白い――隙間という視点(西成活裕)

 ニーズを組み合わせて新しい価値を生み出す――デザインという視点(森川博之)

 「単純化」の罠に陥らない――システムという視点(児玉龍彦)



II  連携によるブレイクスルー

 それぞれのリーダーシップ――マネジメントと連携(馬場靖憲)

 個性と歴史が織りなすまちづくり――連携とリプロデュース(西村幸夫)

 差異を越えて伝えるコミュニケーション――コミュニケーションと連携(福島 智)

 客観視することで困難を克服する――環境との連携(熊谷晋一郎)



III 開発とブレイクスルー



 誰かがやらなければならない――実験による創造(石北 央)

 再生可能エネルギーの開発は学問の総合格闘技――総合力による創造(飯田 誠)

 すべての経験の集結としての開発――経験による創造(浜窪隆雄)

 先行研究と議論の結実――逆転による創造(中村泰信)



東京大学先端科学技術研究センター[トウキョウダイガクセンタンカガクギジュツケンキュウセンター]
東京大学先端科学技術研究センター
東京大学先端科学技術研究センター

神? 亮平[カンザキ リョウヘイ]
神? 亮平
神崎亮平:東京大学先端科学技術研究センター長・教授

内容説明

世界のトップを走る東大先端研研究者たちの型破りな発想法。新しい発想を生み出すヒントがここにある!斬新な視点と異色のコラボから生まれる大胆な創造力。

目次

1 ブレイクスルーへの視点(人がやらないことこそ面白い―隙間という視点;ニーズを組み合わせて新しい価値を生み出す―デザインという視点;「単純化」の罠に陥らない―システムという視点)
2 連携によるブレイクスルー(それぞれのリーダーシップ―マネジメントと連携;差異を超えて伝えるコミュニケーション―コミュニケーションと連携;客観視することで困難を克服する―環境との連携 ほか)
3 ブレイクスルーからの創造(誰かがやらなければならない―実験による創造;再生可能エネルギーの開発は学問の総合格闘技―総合力による創造;すべての経験の集結としての開発―経験による創造 ほか)

著者等紹介

神〓亮平[カンザキリョウヘイ]
東京大学先端科学技術研究センター所長。1986年筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。理学博士。アリゾナ大学博士研究員、筑波大学生物科学系教授等を経て、2004年東京大学大学院情報理工学系研究科教授。2006年東京大学先端科学技術研究センター教授、2013年4月より副所長、広報委員長、2016年4月より現職。日本比較生理生化学会前会長。生物の環境適応能(生命知能)の神経科学に関する研究に取り組み、特定の匂いを検出するセンサ昆虫や昆虫操縦型ロボット、「京」コンピュータによる昆虫脳の再現など、昆虫機能を再現した匂いセンサ・探索ロボット・脳の研究が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kiki

3
当然に起きてる事象、仕方ないと受け入れている事象等を科学的に捉えてみることで、新しい発想が生まれる。例えば渋滞学。車の台数や道路の作りから渋滞は止むなし。しかし、車間距離と視界の臨界点を変えることで渋滞が解消する。この視点は自然界にいるアリの研究から生まれたもの。エネルギー分野でも人工光合成という水素を生み出す技術は自然界では植物は当然のように行われているもの。最先端と呼ばれることは意外とその辺に転がっている。それを見つけ出し、ひとの手で創り出そうとしている技術者に感服。2017/01/04

Kentaro

2
ダイジェスト版からの感想 インドでアリを研究している研究者と一緒に、アリが渋滞するかどうかの研究をした。アリのビデオを3ヵ月の間ずっと撮影し、アリの行列を分析した。そうしたら、間隔を詰めない。速度を調べると、間隔を空けているおかげで全く落ちていない。「アリは渋滞しない」のです。アリは絶対に交差しない。交差したら喧嘩するから、そもそも交差点をつくらない。渋滞学の研究から、車間距離みたいなゆとりの大切さを学んた。何でもカツカツに詰めようとせず、ゆとりを取る。科学的に考えてゆとりを導入する新しい社会を作りたい。2018/03/17

ますたけ

1
やりたいことや、できたらいいことを、やってしまおう。定説でなく、新しい可能性を追究することで、変化は生まれる。2017/12/16

doji

0
日本の最高学府において研究に没頭できる環境に身を置く研究者たちのことばは、ある種の純然たる学びへの喜びと責任感がないまぜになったものばかりで、すこし目線を上げて世界のさまざまなものに目を向けたくなる。じぶんのまったく預かり知らないところに情熱を傾ける人たちがたくさんいて、そこに豊かな人間的な営みとしての学びの有り様をのぞくのは、なんともわくわくするものだなと思った。2021/01/28

Urapon

0
(StudyPlusで書いた内容の転記) 東大先端研の各分野の先生達との対談形式で、研究への思考や取り組みなどが綴られている。 先端研が取り扱うテーマは幅広く、バリアフリー研究や渋滞学など多岐に渡り、かつ学際的であることが伝わった。 ちなみに先端研は社会人博士の受け入れにも積極的であり、独自性の強い研究所かなとも思う。

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