地域公共交通政策論

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130421522
  • NDC分類 681.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

地域公共交通は高齢化・人口減少する地域の住民の足・地域間交流の基盤であり,インバウンドを含む観光にも不可欠である.赤字鉄道路線・デマンドバスから自動運転・MaaSまで,転換期を迎えている地域公共交通の課題とこれからの方向性を示すテキスト.

内容説明

少子高齢化、人口減少社会のなかで、地域の公共交通サービスを確保・維持・改善していくために必要な方策とは?デマンド交通、LRTの導入、MaaSの実用化にむけての取り組みなど豊富な実例を、最前線で活躍する執筆陣が解説。大きな転換期に立つ地域公共交通の持続可能性を探る。

目次

第1部 総論(地域交通政策を巡る状況;公共交通の再生からデザインする「地域づくり」)
第2部 地域交通政策各論(地域の持続的発展と交通;地域の自動車交通;地域の鉄道;離島航路の再編と観光振興;リージョナル航空と地方創生)

著者等紹介

宿利正史[シュクリマサフミ]
東京大学公共政策大学院客員教授。(一財)運輸総合研究所会長、(一社)国際高速鉄道協会理事長。1974年東京大学法学部卒業、同年運輸省入省後、国土交通省航空局次長、総括審議官、自動車交通局長、総合政策局長、大臣官房長、国土交通審議官、事務次官、国土交通省顧問などを経て、2013年より現職

長谷知治[ハセトモハル]
東京大学公共政策大学院非常勤講師、客員研究員。1994年東京大学法学部卒業、同年運輸省入省後、各省庁の要職を歴任し、2008年東京大学公共政策大学院特任准教授。2011年国土交通省復帰後、国土交通政策研究所総括主任研究官、総合政策局環境政策課地球環境政策室長、(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構総務部総務課長などを経て、2016年東京大学公共政策大学院特任教授。2021年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いま

1
地方の公共交通は利用者減と利便性低下のスパイラルで瀬戸際に立たされている。 鍵となるのは今後増える自家用車移動が難しくなった高齢者にいかに使ってもらうか。各機関の協業と連携、MaaSで効率化し、ドアtoドアに限りなく近づけていくことが重要。2022/01/25

そうき

0
バスや離島航路、地方私鉄などの地域公共交通の維持・再生の事例集。個々の事例は興味深く、両備グループの問題を始めとする様々な課題を関係者の立場から論ずる。 役人が書いた本あるあるだが、問題分析や現状の施策の説明は精緻でもそこからの解決策の提示や個別事例からの一般化、現制度の批判になると粒度が落ちるのは本書でも例外ではなく、その点やや残念ではあった。2022/06/05

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