ユーロ圏危機と世界経済―信認回復のための方策とアジアへの影響

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ユーロ圏危機と世界経済―信認回復のための方策とアジアへの影響

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130402712
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

2012年のギリシャの財政危機に始ったユーロ圏危機の実体経済への影響と、課題克服のための対応を多角的に分析する。

ギリシャの財政危機に始ったユーロ圏危機は,ユーロの抱える問題の広がりと深刻さを露呈させた.試練に立たされたユーロ圏諸国及びEUは,どのようにそれらの課題を克服していったのか.危機の実体経済への影響の分析と,信認回復のための対応を多方面から考察する.

はしがき(小川英治)
 序 章 ユーロ圏における財政危機とその対応(小川英治)
  1.はじめに
  2.欧州債務危機の背景
  3.トリガーとしてのギリシャの財政危機
  4.ギリシャからの財政危機の波及
  5.ユーロ圏における財政危機に対する対応
  6.ECBによる量的金融緩和政策
  7.おわりに

第I部 ユーロ圏危機と信認回復政策
 第1章 金融危機としてのユーロ圏危機(鯉渕 賢)
  1.はじめに
  2.域内インバランスの拡大の金融的側面
  3.欧州銀行によるクロスボーダーの国債保有
  4.ギリシャ問題のインパクト
  5.クロスボーダー国債保有の変化
  6.ECBにおける金融システム安定の役割
  7.おわりに
 第2章 ユーロにおける金融規制とユーロ圏危機の影響(佐々木百合)
  1.はじめに
  2.欧州における金融規制の経緯
  3.欧州におけるバーゼルアコード
  4.金融危機後の規制改革
  5.ユーロ危機後の規制――銀行同盟について
  6.銀行以外の金融規制
  7.おわりに
 第3章 ユーロ圏危機への法的対応(中西優美子)
  1.はじめに
  2.ギリシャ及びEUの債務危機の発生原因
  3.債務危機に対する救済措置
  4.金融危機の再発防止措置
  5.金融の安定・安定化措置
  6.おわりに
 第4章 ユーロ圏の最適通貨圏の再検証(王志乾)
  1.はじめに
  2.ユーロ導入までの道のりとユーロへの参加条件
  3.G-PPPモデル及び共和分検定
  4.実証分析
  5.むすび

第II部 ユーロ圏危機の世界経済・アジアへの影響
 第5章 ユーロ圏危機が世界のマクロ経済に及ぼす影響(中村周史)
  1.はじめに
  2.世界経済とユーロ圏債務危機貿易・金融面を通じた影響
  3.失速したユーロ圏周縁国
  4.金融面で欧州経済と結びつく中南米と米国
  5.開放度の高い東アジア経済と日本経済への影響
  6.おわりに
 第6章 ユーロ圏危機がアジアのリアルセクターに及ぼす影響(佐藤清隆)
  1.はじめに
  2.新しい国際産業連関表
  3.国際産業連関表に基づく分析方法
  4.実証分析
  5.おわりに
 第7章 ユーロ圏危機がアジア通貨にもたらした影響(清水順子)
  1.はじめに
  2.近年のアジア向け資本フローの変化
  3.アジア通貨に対する影響
  4.アジア通貨の将来
  5.おわりに
 終 章 総括及びユーロの今後の行方(小川英治)
  1.はじめに
  2.ユーロ圏における財政危機とその対応
  3.金融危機としてのユーロ圏危機
  4.ユーロにおける金融規制とユーロ圏危機の影響
  5.ユーロ圏危機への法的対応
  6.ユーロ圏の最適通貨圏の再検証
  7.ユーロ圏危機が世界のマクロ経済に及ぼす影響
  8.ユーロ圏危機がアジアのリアルセクターに及ぼす影響
  9.ユーロ圏危機がアジア通貨にもたらした影響
  10.おわりに――ユーロの今後の行方

索引
編者・執筆者紹介

【著者紹介】
小川 英治
小川英治:一橋大学大学院商学研究科教授

目次

ユーロ圏における財政危機とその対応
第1部 ユーロ圏危機と信認回復政策(金融危機としてのユーロ圏危機;ユーロにおける金融規制とユーロ圏危機の影響;ユーロ圏危機への法的対応;ユーロ圏の最適通貨圏の再検証)
第2部 ユーロ圏危機の世界経済・アジアへの影響(ユーロ圏危機が世界のマクロ経済に及ぼす影響;ユーロ圏危機がアジアのリアルセクターに及ぼす影響;ユーロ圏危機がアジア通貨にもたらした影響)
総括及びユーロの今後の行方

感想・レビュー

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templecity

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イギリスがリーダーとなったが、第一次世界大戦で支えきれなくなり、米国が引き継いだが、その米国も相対的に衰退しているが、その代わりがもはやいない。イギリスが覇権を握ったのは植民地があり、そこに産業革命で大量生産できるようになった綿製品を収益を上げてきた。イギリスは石炭もでるが単に燃料として利用したが、ドイツでは化学工業が発達して石炭などからの合成品を作るようになった。 2015/03/18

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