出版社内容情報
年金・格差・財政再建・地方分権など日本社会が抱えるさまざまな問題を解き明かし、公共政策理論の新たな地平を切り拓く。
内容説明
年金・格差・財政再建・政府の在り方など話題のテーマをゲーム理論など最新の手法を駆使して系統的に分析。
目次
第1部 政治的競争(政府の失敗;公約か実績か;公約の役割;政策をカネで買う)
第2部 財政政策(選挙と予算編成;儀装された所得移転;増税なき財政再建)
第3部 所得再分配(年金の政治経済学;厚生年金の存続可能性;格差と所得再分配;社会保障の財源調達)
第4部 制度構築(国際的排出量取引システムの設計;地方分権のメリット;誰が政策を決めるべきか)
著者等紹介
小西秀樹[コニシヒデキ]
1962年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科中退。博士(経済学)。成蹊大学、東京都立大学、学習院大学、東京工業大学を経て、2009年4月より、早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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